ワーホリで海外に行きさえすれば英語は話せる!わけじゃない

カナダ・バンクーバーのサイエンスワールド

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ワーホリをする前、私は「海外に行きさえすれば英語が話せるようになるはず!」と期待する一方、「もし海外に行っても話せなかったらどうしよう…」という不安もある、矛盾した状態だった。

日本の学校で何年も勉強してきても英語が話せるようにはなっておらず、それが海外で英語を勉強すれば話せるようになるのか、わからない。

しかし、かと言って他にどうしたら良いかもわからない。

結局は「カナダに行きさえすれば何とかなるだろう・・」で出発した。

もしも自分が日本にいる間にある程度英語が話せるようになっておいたら、海外でどれだけラクか、どれだけの時間を節約できるかなんてことには、少しも思い至らなかった。

ワーホリで海外に行く前と後

日本からカナダ行きの飛行機に乗り、約8時間後。

ドキドキしながらバンクーバー空港(YVR)に着いた私は、まず空港の職員から何を言われているのかが分からず、危うくワーホリのビザをもらわずに空港の外に出るところだった。

英語は自分的には勉強した「つもり」だったが、実際のネイティブの英語は早すぎて聞き取れないし、自分の英語も「カタカナ英語」すぎて理解してもらえない。

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実際問題、英語圏の国で生活してはいても、英語が全然話せない私にできることなんて、

英語の勉強しかない・・というか学校に行くしか自分にできることなんてない・・

と思った。

日本からカナダに行くとき、私には「カナダでしてみたいこと」が漠然とはあった(例えば英語で仕事をすることもそのうちの一つ)のだが、ワーホリで海外に着いても、現地で英語が話せないということは、私にとってイコール、したいことがあってもできない状態。

だから

まずは英語が話せるようになることに集中しよう!

とは思ったものの、英語が話せるようになるために具体的にどうしたらいいのかは、やっぱりわからず、「みんな」がするように語学学校(ESL)に3ヶ月通うようになった。

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ワーホリで3ヶ月時点の英語の状況

学校に行くしか自分にできることがない

で学校に通うことに決めた私だったが、3ヶ月後、卒業する時に持っていたものは、3ヶ月分の時間が減ったワーホリの残り期間と、3ヶ月分の学費が減った自分の貯金。

・・それだけ。

海外に行って、生活していても、それだけで英語が何とかなるわけではないのだと、時間とお金を使った後で私はやっと気がついた。

だって、カナダで英語を使って仕事をするどころか、無償で自分の時間と労働力を提供するボランティアさえ、英語でスタッフとコミュニケーションをとることができず、すぐにクビになった。

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カナダに行く前読んでいたワーホリ経験者のブログにはよく、語学学校に通うことが当たり前かのように書いてあった。

でも自分が実際に行ってわかったことは、語学学校にはクラスに1人の先生に対して10~15人もの生徒がいるから、授業時間の大半は先生の講義を聞いている。

なおかつ習う内容は日本でずっとやってきたように教科書やワークブックを使って単語や文法やイディオムの暗記が主だから、日本の学校の授業と大差なかった。

語学学校(ESL)の授業イメージ

語学学校(ESL)の授業イメージ

だから私は3ヶ月間、毎日無遅刻無欠席で、朝から夕方まで語学学校で英語を勉強したけれど、卒業する頃になっても自分が「英語が話せている」とは思えなかった。

注意
海外で語学学校に通って英語を勉強しても、内容自体は日本の学校の英語の授業と大して変わらない。
クラスメートが10~15人もいるから授業内で話すチャンスがなかなかなく、大半の時間は先生の話をリスニングし、教材を使って単語や文法を暗記する「日本式の英語の勉強」で、違うのは、先生がネイティブで授業が全て英語で進むということくらいだった。

「海外で英語を勉強しても話せるようにならないなんて信じられない」と思う人は、ぜひ「ワーホリ 失敗」や「留学 失敗」でググってみてほしい 。

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当時は「英語が話せるようになりたい」というか、ならないとお金や時間を使ってカナダに来た意味がないとすら思っていた。

それに英語圏の国で英語ができずにみじめな思いをするのも、「いい加減どうにかしたい」と思っていた。

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悩んでいたところ、知り合いから聞いてマンツーマンの英語レッスンを受けるようになった。

そこで英語を「勉強する」のではなく、「経験する中で英語に慣れていく」ということを習うようになったら、ネイティブとも会話が楽しめたり、英語を話すと褒められたりするようになっていき、それまで漠然としていた「カナダでしてみたいこと」がだんだんと現実味を帯びていくのが自分でもわかった。

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補足
私がカナダでワーホリ中にマンツーマンレッスンで英語を習った先生は、オーストラリアのメルボルン大学でLinguistic Science(言語教育科学)という学問を修め、言語学の2つの学位を取得した英語学習の専門家で、

①Applied Linguistic Science with the specialty of Methodology of Teaching Foreigner Languages (応用言語教育科学 外国語教育方法論):母国語と同等か、それに近いレベルに短期間で外国語でも到達するための教育法。

②Psycho-Linguistic(心理言語学):人がとくに新しい言語を習得する際の心理的葛藤(カルチャーショックやホームシックなど)や、言語の認知処理等、言語と心理的な側面を結びつきを研究する学問。

大学で学んだことを基に、通常はカナダやアメリカなどの主に多民族国家で、子どもを対象に行われているイマージョン・プログラム(Wikipedia)を応用して「大人が短期間で外国語を習得するための学習法」を開発し、教えている。

だからこの英語の勉強の仕方は、先生のレッスン以外では学ぶことができない。 

先生は英語・日本語・中国語・スペイン語・ロシア語・ポーランド語の6カ国語を話すマルチリンガルで、母国語である英語以外はすべて自身が確立した学習法を使って習得したとのことだった。

英語マンツーマンレッスンの様子

いつもレッスンを受けていたバンクーバーのカフェ

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海外で「ワーホリの定番プラン」をしたい人?

私が知っている限り、最初から「ワーホリの定番プラン」を目指している人は、滅多にいない。

ワーホリの定番プラン
  1. 海外に着いたらまず語学学校で英語を3ヶ月勉強し、
  2. レストランやカフェでバイトし、
  3. カナダやアメリカを旅行(もちろん日本人の友達同士で)、
  4. とはいえたった1年で英語が話せるようになるのは相当「難しい」ので、英語が話せないかわりに「せめて」TOEICは・・・ということで、帰国前の1~2ヶ月はまた「勉強」してTOEICを受験。
  5. 帰国。

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けれど、まず最初に語学学校に通うという所から始めるがために、期せずして「ワーホリの定番プラン」をたどることになるんじゃないかと私は思う。

他にする(できる)ことがない

で学校に通うことにしてしまった私も、そのまま最後まで「ワーホリの定番プラン」を一直線に進むことになっていても全く不思議ではなかった。

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まとめ

海外に行って英語を勉強しても、そこでする勉強が「日本式の英語の勉強(先生の話をただ聞いて単語や文法を暗記)」と変わらない限り、海外で得られる結果も日本と同じ(何年も勉強しても英語が話せない・・)になってしまう。

逆に勉強の方法さえ変えれば、日本にいる間に英語を上達させることも難しくないし、自分も英語が話せる状態でワーホリを始めることができたらどんなによかったかと思う。

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ABOUTこの記事をかいた人

加奈(Cana)

大学を卒業後、就職して働き始めるも学生時代から興味があった海外生活への興味が高まり、カナダのバンクーバーでワーキングホリデーを経験(2012年)。
現在は都内企業で英語を使う仕事をしています。
始めはカナダでも「日本式の英語の勉強=単語や文法の暗記」をしていたのですが、これで本当に英語が話せるようになるのか不安でした。 また周りにも同じように英語で悩んでいるワーホリメーカーや留学生がたくさんいました。 自分はワーホリに行く前「海外で生活したのに英語が話せない」という【ワーホリの定番】はしたくないと思っていたので、滞在中に書いていた日記をもとにこのブログを作りました。
趣味は、読書とハイキングと風景写真を撮ったり見たりすること。バンクーバーはとてもフォトジェニックな街だと思いました。
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