ワーホリで失敗する人が選んでいる「定番コース」

カナダ・バンクーバーのFalse Creek

カナダ・バンクーバーのFalse Creek

ワーホリの失敗とは何だろうか?

カナダワーホリは1年滞在でき、平均100〜200万円の費用をかけて行く。

私はワーホリするなら「絶対に英語が話せるようになりたい、じゃないと後悔する」と思っていた。

でも私はワーホリする前「ワーホリして英語が話せるようになった」という人の話を聞いたことがなく、不安だった。

実際にワーホリしてみると、「失敗した」という人に限って同じような「コース」をたどっていることに気づいた。

私が見てきた日本人ワーホリの「定番コース」
①日本にいる間に英語の準備などほぼしないまま出発して

英語わからないまま留学しても何とかなる...で現地で大後悔

2018.08.07

②現地では語学学校に通って日本で散々してきたような英語の勉強(単語や文法の暗記)をくり返し

ワーホリで英語が伸びない5つの原因&上達するには?

2018.07.28

③現地で英語を使って就業するに足るレベルには達するのは難しいためジャパレスなどで働き

ワーホリが失敗になる原因と、それを避ける方法。

2018.08.02

海外で1年〜それ以上過ごしても思ったほどの英語力はつかないまま帰国。

ワーホリから帰国後悩まないための現地の過ごし方

2018.06.17

「ワーホリで失敗」を避けたい人は「ワーホリの目的」を明確にすべし

カナダのバンクーバーでワーホリ中、日本人の友達と「自分達がカナダに来た理由は何か。なぜワーホリをしたかったのか?」という話をしたことがある。

私たちが出した答えは

まず英語が話せるようになりたかったから。

そして

ワーホリをすることによって『何か』を変えたいという思いがあったから。

だという結論になった。

カナダでワーホリをする目的が、「日本の『仕事仕事!』の忙しい生活を忘れてただカナダでのんびりしたい」、「別に英語は話せたって話せなくたってどっちでもいい」という人も、まあ中にはいるのかもしれない。

でも私はバンクーバーでワーホリをしていた時、

そろそろ1年がたつのに、英語が思ったほど話せなくて、このままじゃ帰れないから滞在を伸ばす。

という人に何度も出会った。

どこでワーホリしても「英語できない」人がいる理由

2018.08.03

だからやっぱり大多数の日本人がワーホリをする一番の目的は『英語』だと思う。

そして「ワーホリして『何か』を変えたい」、の『何か』とは、突きつめて考えると『英語が話せない自分』だったのではないかとも思う。

家族や友達がいて、仕事もあって、日本は本当に便利で、戦争や紛争も長年なく、世界的に見ても「住みやすい国」になるのだろう。

・・でも自分はこのまま「日本しか知らない状態」で歳をとっていきたいのだろうか?

海外で生活することで自分の視野を広げて、「英語が話せる自分」になって、仕事・キャリアにもつなげたいし、人間関係も広げたい、Better Future(よりよい未来)を得たい。

どうやら私も友達も、ほぼ同じようなことを考えていたらしい。

「ワーホリの1年」で英語は習得できる

私はカナダのバンクーバーでワーホリを始めた当初、ダウンタウンにある語学学校(ESL)に通っていた。

「語学学校の授業」は「日本の学校の授業」と大差ない

語学学校の教室イメージ

語学学校の教室イメージ

学校に通うようになって気づいたことは

「語学学校(ESL)の授業」と「日本の学校の授業」の違いは、先生がネイティブで、授業がすべて英語で進行するということくらい・・

だということ。

カナダではじめの3ヶ月は語学学校に通い、10人以上のクラスメイトと一緒に、授業時間の大半は先生の講義を聞き(リスニング)教科書やワークブックを使って単語や文法やイディオムを暗記していた。

つまり日本で中高の6年間ずーーーっとしてきたような英語の勉強と同じで、結果、3ヶ月たっても私は「自分が英語を話せている」とはまるで思えなかった。

注意
「海外で英語を勉強しても話せるようにならないなんて信じられない!」と思う人は、ぜひ「ワーホリ 失敗」や「留学 失敗」でググってみてほしい。

海外で「日本式の英語の勉強」は止めた

それで悩んでいたところ、知り合いから聞いて現地のマンツーマン英語レッスンを受けるようになった。

英語マンツーマンレッスンの様子

私が受けていたカナダのマンツーマン英語レッスン

Cana
それでやっと英語が話せるようになった!
と言うと、

でもそれはもともとあなたの頭がよかったからなんじゃないの?

とか

マンツーマンレッスンを受ける前に語学学校に通ってたんでしょ? その蓄積があったからじゃないの?

とか言われることがあるのだが、まず「英語が話せること」と、「頭の良し悪し」は関係がない。

「英語が話せる」ことと「学校の成績」は関係あるのか?

2018.09.20

私も以前はテレビなどで英語を話している日本人を見るたび、「英語が話せるなんて頭良いんだろうなあ〜」と思っていたものだった。

が、もし本当にそうであるなら、英語が話せない日本人は全員頭が悪くて、英語が話せる英語圏の人たちは全員一人残らず頭が良い、ということになる。

・・考えるまでもなく、そんなわけがない。

現実には、英語圏の国で生まれて育てば、どんな人でも「ネイティブ・イングリッシュ・スピーカー」になれる(ちょうど日本で生まれて育った私たちがとくに意識することもなく「ネイティブ・ジャパニーズ・スピーカー」になったのと同じように)のであって、そこに「頭の良し悪し」や「成績の良し悪し」や「IQの高低」は、まったく関係がない。

補足
「ネイティブ・イングリッシュ・スピーカー」の定義はこちらの記事を参照。

ワーホリでネイティブに近い英語力がついた!英語レベルの解説も

2018.08.09
先生
日本語でも韓国語でもフランス語でもアラビア語でもタミル語でも、何語でもよいです。一度でも何らかの言語を習得したことのある人なら、外国語も習得する(話せるようになる)ことは本来だれにでもできることなんですよ。
補足
私がカナダでワーホリ中にマンツーマンレッスンで英語を習った先生は、オーストラリアのメルボルン大学でLinguistic Science(言語教育科学)という学問を修め、言語学の2つの学位を取得した英語学習の専門家で、

①Applied Linguistic Science with the specialty of Methodology of Teaching Foreigner Languages (応用言語教育科学 外国語教育方法論):母国語と同等か、それに近いレベルに短期間で外国語でも到達するための教育法。

②Psycho-Linguistic(心理言語学):人がとくに新しい言語を習得する際の心理的葛藤(カルチャーショックやホームシックなど)や、言語の認知処理等、言語と心理的な側面を結びつきを研究する学問。

大学で学んだことを基に、通常はカナダやアメリカなどの主に多民族国家で、子どもを対象に行われているイマージョン・プログラム(Wikipedia)を応用して「大人が短期間で外国語を習得するための学習法」を開発し、教えている。

だからこの英語の勉強の仕方は、先生のレッスン以外では学ぶことができない。 

先生は英語・日本語・中国語・スペイン語・ロシア語・ポーランド語の6カ国語を話すマルチリンガルで、母国語である英語以外はすべて自身が確立した学習法を使って習得したとのことだった。

ワーホリで英語ペラペラになった勉強法【保存版】

2018.07.27

場所だけ変えて同じ勉強をくり返しても結果は同じ

日本の学校教育で英語を(小)中高の6年間かけて「勉強」しても話せるようになる人が1人もいないのは、その方法が非効率だから。

「単語と文法(とイディオムや構文や会話文)を暗記」しているだけだから、だ。

私がカナダで受けたマンツーマンレッスンは、それまで日本で受けてきたどんな英語の授業とも、カナダの語学学校(ESL)で受けていた英語の授業とも、180度違っていた。

だから蓄積も何も、語学学校に通ったことで私が英語を身につけるスピードが早くなったとは、少しも思えない。

むしろ、スピードを遅くさせたと思う。

補足
実際、語学学校(ESL)には一度も通わず、日本にいる間はSkypeレッスンを受けていただけで、バンクーバーに着いてすぐ私と同じマンツーマンの英語レッスンを受け始めた人も知っているが、その人が英語を習得したスピードは私より速かった。

日本の学校教育で6年(またはそれ以上)かけて英語を「勉強」(=暗記)して、英語が話せるようになる人なんて1人もいないのに、それが場所を変えたら「英語が話せるようになる」なんてことは、起こらない。

いくら英語圏の国であるカナダに場所を移したとしても、日本でしていたことと同じこと(暗記)をくり返すだけである限り、一生かけたって英語は話せるようにはならない。

英語に使ったお金が「浪費」から「投資」になった時

私がカナダに行くまで海外にあまり興味も無ければ縁も無かった私の両親は、「カナダに行くことにした」と言われてもあまりピンときていなかった様子で、自分もその頃にはすでに「親に応援してもらえようがしてもらえようが、自分のことは自分で決める。だから口出しは無用」というスタンスだったので、すべて自分で働いて貯めたお金でカナダに行った。

自分で働いて貯めたお金だからこそ、その使い道にはシビアになる。

バンクーバーで何校も体験レッスンを受けたが、あまりピンと来るものがなく、そのため学校に行くことに不安はあったのだけれど、かといって当時は他にどうしたらよいのかわからなかったし、「結局は自分次第!」だと思って、自己投資として語学学校(ESL)に通うことを決めた。

「自己投資」のはずだったお金はしかし、語学学校を卒業する時には残念ながら「浪費」としか思えなかった。

それは「消費」ですらなかった。だってどう考えても、私は自分が払ったお金以上の効果を学校で得られたとは思えなかったから。

補足
ちなみに私が思う「投資・消費・浪費」の区分とは
投資=費やしたお金や時間<得られた効果
消費=費やしたお金や時間=得られた効果
浪費=費やしたお金や時間>得られた効果
である。

その後、英語を文化から学び始めた私は、やっと英語を習得する(話す)ことができるようになり、そうしたら私が英語に使ったお金(語学学校に使った分も含めて)は、今度は自分が英語を使ってする仕事への対価として回収することができるようになっていた。(帰国後の今も都内企業で英語を使う仕事をしている。)

いつの間にか「浪費」は「消費」へ、そして「投資」になっていた。

自分の目的を達成できれば「ワーホリ失敗」にはならない

誤解のないように言っておくと、私は今でも自分の英語が「完璧」と思うことはない。(日本語だって「完璧」だとは思わない。)

英語でも(日本語と同じように)言いまちがえたり、書きまちがえたり、聞きまちがえたり、読みまちがえたり・・・しょっちゅうミスをしている。

日本で英語を勉強していた時、そしてカナダの語学学校(ESL)で英語を勉強していた頃は、英語でミスするのは悪いこと、恥ずかしいことだとばかり思っていた。

そしてミスを恐れれば恐れるほど、英語を話すのが怖くなった。

でもカナダでマンツーマンレッスンを受けるようになってからは、英語でミスをしたって(日本語でミスした時に日本語でカバーしているのと同じように)英語でもカバーすれば良いだけということがわかり、英語で話すのが怖くなくなった。

それどころか「もっと英語で話したい!」と思うようになり、レッスンで習うことをカナダで生活する中でどんどん使っていくことで、自然に英語を伸ばしていくことができた。

ワーホリ中カナダ人から英語が「自然」とほめられた理由

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カナダで「日本人です」と言うと驚かれた理由

2018.07.20

だから私は、マンツーマンレッスンで学ぶようになってから、英語勉強する、ということはあっても、英語勉強するということはしなくなった。

英語に努力は必要?私は勉強が楽しくてたまらなかった

2018.07.16

英語の資格、例えば帰国後に受けたTOEICだって、試験1週間前にやっと予想問題集を開いたぐらいで1冊やり通すこともできなかった(さすがに試験前はもう少し勉強しようと思っていたのだが、仕事が忙しくて無理だった)が、結果は970点だった。
TOEICスコア

カナダでのワーホリ中には、与えられた場所で自分なりに考えていろいろ試行錯誤をしていたら、ジョブオファーをもらうこともできた。(他に条件に当てはまる人がいなかったという好運もあったし、しかもそれでそのまま直ちにそこで働けるようになる、ということにはならなかったけども)

ワーホリで仕事するのに必要な英語力はTOEICじゃない

2018.08.01
カナダでワーホリをしたことによって、私の『何か』は確実に変わったと思う。

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ABOUTこの記事をかいた人

加奈(Cana)

大学を卒業後、就職して働き始めるも学生時代から興味があった海外生活への興味が高まり、カナダのバンクーバーでワーキングホリデーを経験(2012年)。
現在は都内企業で英語を使う仕事をしています。
自分がワーホリに行く前、 「海外で生活したのに英語が話せない」という【ワーホリの定番】をしたくないと思っていたので、滞在中に書いていた日記をもとにこのブログを作りました。
趣味は、読書とハイキングと風景写真を撮ったり見たりすること。バンクーバーはとてもフォトジェニックな街だと思いました。
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