ワーホリと留学はどっちがいい?制度の違いを解説

カナダでカヤック
ワーホリと留学はどっちを選ぶべき?どんな制度の違いがあるのか?

ワーホリとは簡単に言うと、一定期間海外で生活でき、勉強したり働いたり旅行したりができる制度。

日本では1980年にオーストラリアとの間でこの制度が始まり、今ではカナダやイギリスなど23ヶ国・地域との間にワーホリで行けるようになっている。

ワーホリと留学はどっちがよいのか

現時点(2019年)では、英語圏の国で日本人がワーホリできるのは、オーストラリア・ニュージーランド・カナダ・イギリス・アイルランド・(香港は中国語と英語の2つが公用語)となっている。

ワーホリビザの特徴

「ワーホリビザ」の特徴は、何と言っても「年齢制限があること」と「現地での就労ができる」ことだと思う。

日本人が海外で短期・長期で生活するためのビザ、それも比較的簡単に取得できるビザだと「観光ビザ」や「学生ビザ」もある。

どちらも年齢制限はない。

だけど「観光ビザ」はカナダの場合滞在できるのは3ヶ月で、現地で就労は一切できない。

「学生ビザ」はあくまで「勉学がメイン」のビザだから、現地で働けるとしても場所や時間に制限がついていたりする。

「ワーホリビザ」では基本的にそういった縛りがないので、人によっては現地で稼ぐお金で生活費を賄うこともできる。

補足
ただしワーホリでも同一の雇用主の元で◯ヶ月以上働くことはできないといった制限がある場合はある。

ワーホリの目的と労働力

自分はカナダでワーホリして、(日本でもコンビニやレストラン、地方の工場で働く人がどんどん外国人になっているのと同じで)この制度に参加している国々にとっては「国内で不足している労働力を外国人に補ってもらう」という目的もあるんだろうなぁ、と思った。

つまり、現地の若者があまりやりたがらない・特別なスキルも求められない(よって賃金も低く抑えられる)仕事を外国人にやってもらう、という。

そのため例えばカナダなら、ワーホリメーカーは飲食店や土産物屋、観光地でのアルバイト、オーストラリアではそれに加え農場でのピッキング(果物や野菜の摘み取り)などの仕事の募集が多い。

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ワーホリビザは羨ましがられる

現地でお金を稼ぐということはつまりその国に税金を払うということ。

だから、外国人が働くためには通常「就労許可証(Work Permit)」というビザを発給してもらう必要がある。

だけどこの「就労許可証」を得るには、通常は数々の条件(一定程度以上の学位や高度/専門的スキルや経験を持っていること等)と審査があって、しかも全ての審査を終えるまでに長い時間がかかったりする。

その点ワーホリビザの場合は、厳しい条件も審査もなく、「年齢などの基本的な要件を満たす人が、正しい手順と方法で申請をすれば」まずビザがもらえる。

だからワーホリがない国の人と話をすると

日本にはワーホリなんていう制度があっていいよね。羨ましいよ!

と言われたりもする。

カナダ・ロッキー山脈

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2019年8月25日
注意
ビザの要件等は毎年のように変更があるため、自身でも最新情報を確認することが必要。

ワーホリと留学どっちがいいかは目的次第

日本人の場合、何を求めてワーホリするのかと言うと、(私もそうだったが)一番多いのは「英語を習得したい」ということだと思う。

自分はワーホリで何がしたいのか?

そして

  • 英語が話せるようになって海外の友達を作りたい
  • 将来的に英語を使う仕事がしたい
  • 英語を使って海外旅行をもっと楽しみたい
などなど、人から「何でワーホリなの?」と聞かれれば自分はいつもそんな理由を話していた。

だけど本音のところでは、英語ももちろんなのだが

  • 日本の忙しい生活に疲れた。仕事を辞めて少し休みたい
  • 日本とは違う生活・ライフスタイルを経験してみたい
  • 日本ではできないような体験・経験がしたい
  • (今の生活は)何かが違うような気がする、でも何が「違う」のかわからない・・
  • 自分が何をしたいのかわからない、それを見つけるために海外に行ってみたい
といった、色んな気持ちがあった。
バンクーバーは公園もよく整備されている

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留学との大きな違いは資金面

留学だと、上にも書いたように海外に滞在する目的がどうしても「勉学メイン」であることが求められる。

だから滞在期間中は(基本的に)ずっと現地の学校に通う必要があるということで、その期間分の学費もずっとかかることになる。

海外では(英語、または英語を使って何かを)勉強したいが、仕事やボランティアや旅行など、それ以外のこともしたい

そういう人にはワーホリの方が合っている、と思う。

ワーホリ制度とは何か

ちなみに、ワーホリ(ワーキング・ホリデー)の正確な定義は

ワーキング・ホリデー制度とは,二国・地域間の取決め等に基づき,各々が,相手国・地域の青少年に対し,休暇目的の入国及び滞在期間中における旅行・滞在資金を補うための付随的な就労を認める制度です

引用元:ワーキング・ホリデー制度 外務省(平成31年4月1日付)

となっている。

「ワーホリ=自分探し」で何が悪いのか

ところで渡航前、

仕事を辞めてワーホリする

と言うと

ワーホリ? あ〜、「自分探し」ね!

と、嘲笑するように言われたこともある。

カナダ・バンクーバーのGaribaldi Lake

ワーホリ留学は無駄・無意味?経験した感想

2019年6月9日
だけど私は、自分探しをして何が悪いんだろう?と思う。

もし今、自分が何をしたいのか、どんなことをするのが好きなのか、何に向いているのか分からない人がいるとしたら、それは実際に「経験」してみることでしかわからないと伝えたい。

私の場合は大学を卒業してすぐ就職したはいいが、あまりその仕事に向いていると思えず、かと言って自分が何をしたいのか、何に向いているのかも、他の職業経験がないためよくわからなかった。

カナダでワーホリして、転職も経験したからこそ、わかるようになった。

カナダ・バンクーバーの朝

ワーホリは帰国後の就職・就活・転職に有利?不利?

2018年12月30日

日本を離れて初めて考えたこと

ワーホリをしたからこそ見えるようになったことや考えるようになったことというのはたくさんあって、例えばカナダでは、初対面の人と会った時や、特に面接では必ず

Tell me about yourself. (あなたのことを教えてください)

と聞かれるのだが、

カナダ・バンクーバーの公園で日光浴している人

ワーホリ留学に必要な英語力とは?行く前に準備できる!

2018年11月10日
最初この質問に何をどう答えたら良いのか全然わからなかった。

これは何も私だけではなく、現地で出会った日本人ワーホリメーカーや留学生からもよく聞いた。

今までそんなこと考えたことなかったから、何て答えたらいいのかわからない!

と。

カナダでワーホリするうち、私は日本人にとってこの質問に答えるのが「難しい」のは、

  • 日本の学校教育では「自分の意見」や「考え」を求められる機会があまりないこと
  • 「自己主張は控える」を良しとする「日本語の文化
が関係しているのではないか、と思うようになった。
文化(culture)とは?
人々の考え方や価値観・行動パターン・ライフスタイル・人と人との関係性など。
culture/文化

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今思い返してみても、小学校から大学までずっと「模範回答」や「既にある答え」を暗記することは頻繁に求められたけれど、自分の考えや意見を進んで発言しようとする生徒は先生や他の生徒たちから煙たがられていた覚えがある。

カナダでワーホリ中に受けるようになったマンツーマンレッスンで、カナダ(英語)と日本(日本語)の文化の違いを学ぶようになってから、そういうことをよく考えるようになった。

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まとめ

ワーホリと留学、どっちがよいかはその人の目的や目標によるけれど、ワーホリがない国出身の人たちが言う通り、日本人が「ワーホリ」という制度を使えるのは、とてもラッキーなことだと思う。

ワーホリビザでカナダに住むことができたこと、そして英語が話せるようになり、カナダで出会った人たちから様々な価値観や考え方(文化)を学べたことは、帰国して何年も経つ今でも「自分を助けてくれている」と感じる。

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補足①
私がカナダで受けていたレッスンは、私がワーホリ留学していた5年ほど前には先生が1人だけで教えておられましたが、現在は「英語学習」と「ワーホリや留学のサポート」が1つになった『留学エージェント』をカナダに設立され、留学やワーホリで海外生活をするのに英語に自信がない、またはすでに留学やワーホリをしているけれど英語に自信がもてない方を助けるためのレッスン(「Rescue English」プログラムをしておられます。

そのため今は先生の他にも日本人カウンセラーさん複数の先生方がおられ、レッスンを受けられる場所もカナダだけでなく、オーストラリア(シドニー)フィリピン(セブ島)、またSkypeを使って世界中どこからでも受けられるようになっています。

詳細はこちらの記事を参照ください。ワーホリ・留学前の英語準備

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ABOUTこの記事をかいた人

加奈(Cana)

大学を卒業後、就職して働き始めるも学生時代から興味があった海外生活への興味が高まり、カナダのバンクーバーでワーキングホリデーを経験(2012年)。
現在は都内企業で英語を使う仕事をしています。
始めはカナダでも「日本式の英語の勉強=単語や文法の暗記」をしていたのですが、これで本当に英語が話せるようになるのか不安でした。 また周りにも同じように英語で悩んでいるワーホリメーカーや留学生がたくさんいました。 自分はワーホリに行く前「海外で生活したのに英語が話せない」という【ワーホリの定番】はしたくないと思っていたので、滞在中に書いていた日記をもとにこのブログを作りました。
趣味は、読書とハイキングと風景写真を撮ったり見たりすること。バンクーバーはとてもフォトジェニックな街だと思いました。
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