そのワーホリプランで大丈夫?日本人の定番パターン

カナダの冬

カナダの冬

日本人の「ワーホリ定番プラン」には5つの流れがある。

①海外でまず3ヶ月英語を勉強→②レストランやカフェでバイト→③日本人の友達同士で旅行→④とはいえ1年で英語が話せるようになるのは相当「難しい」ので英語が話せないかわりに「せめて」TOEICは…ということで帰国前の1~2ヶ月また「勉強」しTOEICを受験→⑤帰国。

しかし、これで「ワーホリで英語が話せるようになった」と言う人は滅多にいないのだった。

ワーホリの理想的なプランとは?

自分がワーホリをする前、最も恐れていたことは、海外に行っても英語が話せるようにならず、現地で仕事ができず、現地の友達もできず、海外に行っても何も変わらず日本に帰国になることだった。

海外に行ったら英語が話せるようになって、ネイティブの友達もたくさんできて、英語を使う仕事もバリバリできるようになるはず!

カナダに出発前の私は、そう楽観的に考える一方で、

でももし1年海外に住んでも英語が話せるようにならなかったらどうしよう・・

という不安も常にあるという、なんとも矛盾した状態だった。

今なら英語が話せるようになるにはどうすれば良いかもわかるが、当時はどうすれば話せるようになるかわからなかったので、同じように思っている人に伝えておきたい。

海外で何年過ごそうが、日本でしてきたような英語の勉強(日本式の勉強)を続ける限り、英語が話せるようになるのは難しい、と。

注意
海外で語学学校に通って英語を勉強しても、内容自体は日本の学校の英語の授業と大して変わらない。
クラスメートが10~15人もいるから授業内で話すチャンスがなかなかなく、大半の時間は先生の話をリスニングし、教材を使って単語や文法を暗記する「日本式の英語の勉強」で、違うのは、先生がネイティブで授業が全て英語で進むということくらいだった。

「海外で英語を勉強しても話せるようにならないなんて信じられない」と思う人は、ぜひ「ワーホリ 失敗」や「留学 失敗」でググってみてほしい。

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ワーホリで英語が伸びない5つの原因&上達するには?

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ワーホリさえすれば英語話せる!は甘い…

カナダでワーホリを始め、数ヶ月が経った頃のこと。

その日は日本人の友だちYoko(仮名)とカナダ人の友だちJames(仮名)と一緒にダウンタウンのイタリアンレストランで夕飯を一緒に食べることに。

テーブルに座って料理を注文した後、Jamesが口火を切った。

Yokoそういえばface book見たよ。レストランで働くことにしたんだって? 仕事はどう?

・・あんまり楽しくない。もう辞めたい

ええっ、もう辞めたいって、なんで?

だって英語はまぁお客さんに使うことはあるにはあるけど、
日本食レストランだから思ったほど使わないし、
レストランで働くのなら日本でもできるじゃん・・と思って。

私はカナダに出稼ぎをしにきたのかと思ってなんか落ち込む

うーん・・Yokoはなんでそこで働くことにしたの?

だって、英語オンリーの職場は自信ないし・・。
あと
日本人はだいたいみんなそうするから

・・日本人はだいたいみんなそうするから?
よくわからないんだけど、だからってYokoもそこで働かなきゃいけない理由があるの??

・・・・・・

Yokoが沈黙しているので、場の雰囲気を変えようとしたのか、今度はJamesが私に話をふってきた。

・・えっと、Canaはさ、カナダに来てから英語学校に行ってたんでしょ? 何でだったっけ?

Cana
えっ、私? うん。行ったよ。何でかというと・・・
と、そこでJamesが私に何を言わせたいのか気がついた。

日本人はだいたいみんな、そうするから。

言いながら、私とYokoは目を合わせ、一緒に笑った。

もちろんJamesも笑っていた。

Jamesは日本人の友達が何人もいることもあって、

Just follow other people(ただ周囲に合わせる)
という日本の文化を知っていたのだった。

補足
文化とは、考え方や価値観・行動パターン・ライフスタイル・人と人との関係性のことなどのこと。

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日本人がよくする「ワーホリの定番プラン」

カナダに行く前&着いてしばらくの間、私の頭の中には以下のような「日本人ワーホリでよく見るパターン」があった。

日本人ワーホリでよく見るパターン
  1. 海外に着いたらまず3ヶ月くらい英語を勉強。
  2. レストランやカフェでバイト。
  3. 日本人の友達同士で旅行。
  4. とはいえたった1年で英語が話せるようになるのは相当「難しい」ので、英語が話せないかわりに「せめて」TOEICは…ということで、帰国前の1~2ヶ月また「勉強」してTOEICを受験。
  5. 帰国。

カナダに行く前に読んでいた、ワーホリ中の日本人のどのブログにもそう書いてあったし、
カナダに行く前に見たどの留学情報誌にもそう書いてあった。

だから私は、まだカナダに行きもしないうちから、日本人のワーホリについて上のようなイメージ像があった。

問題は、いくら探してもこの「ワーホリの定番」を経て、満足できる英語が話せるようになったと言う人が1人もいないということだった。

「ワーホリで英語が話せるようになった」と言う人が滅多にいない理由

当時私が読んでいたどのブログにも

友達は日本人ばかり・・
毎週のように留学生同士で飲み会で楽しかった。でも、何を学んだのかは???
英語のことは・・聞かないで。

留学情報誌の「体験談コーナー」には

自然が多くて癒された。
TOEICでは自己最高点が出た、あとはスピーキングが課題。
海外生活は良い経験になった、今後も英語の勉強頑張っていきたい。

などなど、ものの見事にカナダで1年過ごしても「満足できる英語が話せるようになった」人が1人も見つからず、それどころか皆、カナダでも英語を勉強したはずなのに「帰国してまた日本で英語を勉強していかなければならない」と考えているように私には思えた。

だから私はワーホリする前、

カナダに行きさえすればすぐに英語が話せるようになるはず!

という期待をもつ反面、

自分が満足できる英語のレベルになるにはワーホリの1年では足りないのではないか・・

という不安もあるという、矛盾した状態になっていた。

海外で3ヶ月英語を勉強してわかったこと

バンクーバーに着いたはよいものの、英語が話せるようになるために何をしたらよいのかわからず、

要は自分の努力次第なのではないか?

と思い、とある語学学校(ESL)に通うことにした。

学校だけでなく放課後は家でも「勉強」したし、発音をよくするための「練習」も家でしたし、日本語はなるべく使わない生活をした。

学校に通っていた間は、日本でもしたことがないくらいに英語を勉強し、努力したつもりだったが、
3ヶ月経つ頃になっても自分が英語を話せているとは思えず、

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無給のボランティアでさえすぐにクビになり、英語を使う仕事なんて夢のまた夢・・という感じがしていた。

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「日本人ワーホリでよく見るプラン」の①を実際に経験した私は、

これは1年という時間をかけて、⑤の帰国まで一直線に進むだけなのではないか・・

と怖くなった。

悩んでいた時、知り合いからマンツーマンレッスンで英語を教えている先生がいると聞き、その先生のレッスンを受けるようになった。

するとそれから3ヶ月が経つ頃には
ネイティブの人とも談笑できたり、

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カナダ人の友達が自然とできていたり、

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「日本人の英語っぽくないから日本人と思わなかった」と言われたりするようにもなっていた。

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また念願の英語を使う仕事ができるようにもなっていた。

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補足
私がカナダでワーホリ中にマンツーマンレッスンで英語を習った先生は、オーストラリアのメルボルン大学でLinguistic Science(言語教育科学)という学問を修め、言語学の2つの学位を取得した英語学習の専門家で、

①Applied Linguistic Science with the specialty of Methodology of Teaching Foreigner Languages (応用言語教育科学 外国語教育方法論):母国語と同等か、それに近いレベルに短期間で外国語でも到達するための教育法。

②Psycho-Linguistic(心理言語学):人がとくに新しい言語を習得する際の心理的葛藤(カルチャーショックやホームシックなど)や、言語の認知処理等、言語と心理的な側面を結びつきを研究する学問。

大学で学んだことを基に、通常はカナダやアメリカなどの主に多民族国家で、子どもを対象に行われているイマージョン・プログラム(Wikipedia)を応用して「大人が短期間で外国語を習得するための学習法」を開発し、教えている。

だからこの英語の勉強の仕方は、先生のレッスン以外では学ぶことができない。 

先生は英語・日本語・中国語・スペイン語・ロシア語・ポーランド語の6カ国語を話すマルチリンガルで、母国語である英語以外はすべて自身が確立した学習法を使って習得したとのことだった。

英語マンツーマンレッスンの様子

いつもレッスンを受けていたバンクーバーのカフェ

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まとめ

今思うと、わたしはカナダでは最初の3ヶ月、日本でしてきた英語の勉強と同じことをしていた。

単語を覚えて、文法の問題を解いて、イディオムや構文を暗記して。

日本ではほとんどの人が中学・高校の最低でも6年は英語を勉強するが、それで英語が話せるようになる人は1人もいない。

だから自分ももしカナダでワーホリしていた1年間、途中で軌道修正することなく「日本式の英語の勉強」を続けていたなら、私はきっとおそらくあのまま、⑤の帰国まで一直線に進むことになっていたと思う。

同じことをただ場所だけ変えて、海外でくり返しても、英語が話せるようになるのは、かなり難しい。

ワーホリの定番プラン
  1. 海外に着いたらまず3ヶ月くらい英語を勉強。
  2. レストランやカフェでバイト。
  3. 日本人の友達同士で旅行。
  4. とはいえたった1年で英語が話せるようになるのは相当「難しい」ので、英語が話せないかわりに「せめて」TOEICは…ということで、帰国前の1~2ヶ月また「勉強」してTOEICを受験。
  5. 帰国。
反対に、海外で「日本式の英語の勉強」をしなければ、英語は3ヶ月もあれば話せるようになる。

私はそれを海外で実際に経験することができた。

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ABOUTこの記事をかいた人

加奈(Cana)

大学を卒業後、就職して働き始めるも学生時代から興味があった海外生活への興味が高まり、カナダのバンクーバーでワーキングホリデーを経験(2012年)。
現在は都内企業で英語を使う仕事をしています。
始めはカナダでも「日本式の英語の勉強=単語や文法の暗記」をしていたのですが、これで本当に英語が話せるようになるのか不安でした。 また周りにも同じように英語で悩んでいるワーホリメーカーや留学生がたくさんいました。 自分はワーホリに行く前「海外で生活したのに英語が話せない」という【ワーホリの定番】はしたくないと思っていたので、滞在中に書いていた日記をもとにこのブログを作りました。
趣味は、読書とハイキングと風景写真を撮ったり見たりすること。バンクーバーはとてもフォトジェニックな街だと思いました。
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