バンクーバーでホームレスの人に話しかけられたら

「自然が美しく、治安が良く、住みやすい都市バンクーバー」

「自然が美しく、治安が良く、住みやすい都市バンクーバー」

カナダでワーホリを始めて間もないころに受けたカルチャーショックの一つ。

それは、カナダでは「ホームレスの人からもよく話しかけられる!」ということ。

初めて話しかけられた時は怖いと思ったが、あまりに頻繁にあるため、それも数ヶ月すると、慣れた。

一人でドーナツを食べていたら・・

カナダには「Tim Horton’s(ティムホートンズ)」という有名なドーナツチェーンがあり、バンクーバーのダウンタウンにもいくつか店がある。

たしかWest Pender St(ウェスト ペンダー ストリート)にあった店だったと思うのだが、そこで一人でドーナツを食べていたらホームレスの人が近づいてきて

・・(聞き取れなかった)・・Change please.

と言われた。

よく聞こえなかったけど「チェンジだから私に席を替わってほしいのかな?」と思い、少し離れた席に移動した。

しかし、それでも

No no! Change・・・

と言ってまだ話しかけてくる。

そのうち「あぁ、Changeってコインのことか!」と気づいたので

Cana
Sorry・・・
と言って断ったら、それ以上は何も言わず去っていった。

私にとっては「ホームレスの人に話しかけられる」というのが人生で初めての経験で、その人の独特の臭いや服装の感じ、顔つきもこわくて、それからしばらくはその店に行けなかった。

カナダで数ヶ月も生活すると、ホームレスの人から話しかけられるなんてことも「日常茶飯事」になり、慣れた。

基本的に「Sorry」と言えばそれ以上話しかけられることはないし、ホームレスの人から危害を加えられたなんて話もワーホリ中一度も聞いたことがない。

補足
カナダで生活するうち、バンクーバーのダウンタウンでよく見かける異様な顔つきの人たちは、ドラッグの問題を抱えているということもだんだん分かっていった。
バンクーバーは基本的には「安全で住みやすい街」だと言われているし、私も実際に住んでそう思った。
しかしダウンタウンのHastings St(ヘースティングス ストリート)と呼ばれる通りはそういう人たちが集まっており、治安が悪いので注意すべし。

ホームレスの人だってもちろん自己主張するカナダ

私は日本でホームレスの人に話しかけられたことがない。話しかけられるどころか、たまに見かけることがあっても、目が合うことすらない。

日本でホームレスの人たちは、極力目立たないように生きているように思える。

でもバンクーバーのダウンタウンには、そこらかしこにホームレスの人たち(Homeless people)がいて、積極的に道行く人に話しかけ、お金やタバコをせがんでいた。

日本ではちょっと考えられないかもしれないが、カフェで友達としゃべっている所をさえぎって「小銭ちょうだい」と言われたことさえ、ある。

「Today is my birthday!(今日はオレの誕生日!=だから何か恵んでくれ)」と書いたダンボールを持って毎日同じ場所に座っている人もいた。

カナダ人の友達から聞いたところでは、彼らは日本でいう生活保護のようなものを受けており、毎月ある程度のお金をもらっているそうなのだが、それもドラッグやたばこに使ってしまい、結局はホームレス生活から抜け出せないということだった。

またバンクーバーはカナダで最も気候が温暖な都市で、(意外かもしれないが)冬も滅多に雪が降らず、過ごしやすい。たとえばバンクーバーの冬の平均気温は、3~10度前後だが、これがトロントだと最高気温でさえ氷点下だったりする。

だからバンクーバーにはカナダで一番ホームレスが多いのだ、ということだった。

そしてバンクーバーでは、日本とは違って若者や女性のホームレスもよく見かけた。

バスや電車では隣の席になることも

日本では公共交通機関の中でホームレスの人を見ることがほとんどないが、バンクーバーではバスや電車(スカイトレイン)の中でもしょっちゅう見かけた。

彼らは前述したとおり特有の臭いがあるため、多少見た目がこぎれいでも近くにいるとすぐに分かるのだった。

日本のバスや電車にもしホームレスの人が乗ってきたら、皆イヤな顔をして、近くに座るのを避けるのではないだろうか?

カナダの人たちは、薄汚れた服を着て髪もぼさぼさな「いかにもホームレス」という感じの人が隣の席に座ろうが、顔色一つ変えていなかった。それどころか、初対面の人とでも気軽に話す「フレンドリーな文化」があるので、たまたま席が隣になったホームレスの人とおしゃべりしている人なども、ときどき見かけた。

カナダ人の友達を作る方法。「フレンドリー」が大切!

2018.11.27


キレイな観光地やグルメの情報ばかりのガイドブックには、こんなこと書いてないかもしれない。

でも「自然が美しく、治安が良く、住みやすい都市バンクーバー」には、こういう一面もあるということを、私は実際に生活して初めて知った。

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ABOUTこの記事をかいた人

加奈(Cana)

大学を卒業後、就職して働き始めるも学生時代から興味があった海外生活への興味が高まり、カナダのバンクーバーでワーキングホリデーを経験(2012年)。
現在は都内企業で英語を使う仕事をしています。
始めはカナダでも「日本式の英語の勉強=単語や文法の暗記」をしていたのですが、これで本当に英語が話せるようになるのか不安でした。 また周りにも同じように英語で悩んでいるワーホリメーカーや留学生がたくさんいました。 自分はワーホリに行く前「海外で生活したのに英語が話せない」という【ワーホリの定番】はしたくないと思っていたので、滞在中に書いていた日記をもとにこのブログを作りました。
趣味は、読書とハイキングと風景写真を撮ったり見たりすること。バンクーバーはとてもフォトジェニックな街だと思いました。
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