バンクーバーでホームレスの人に話しかけられたら

「自然が美しく、治安が良く、住みやすい都市バンクーバー」

「自然が美しく、治安が良く、住みやすい都市バンクーバー」

バンクーバーでワーホリを始めて間もないころに受けたカルチャーショックの1つ。

それは「ホームレスの人からもよく話しかけられる!」ということ。

初めて話しかけられた時は怖いと思ったが、あまりに頻繁にあるため、それも数ヶ月すると、慣れたし、ここにも「文化の違い」があることがわかった。

バンクーバーにホームレスの人が多い理由

カナダ・バンクーバーのダウンタウン(中心部)を歩くと、ホームレスの人があちらこちらにいるのを見かけた。

またバンクーバーでは、日本と違って「若者」や「女性」のホームレスの人もよく見かけた。

一体なぜこんなにホームレスの人が多いのか、不思議に思って現地の友達に聞いてみたところ、

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という人もいれば、

カナダでは高校を卒業したら実家を出るのが一般的(カナダでは日本よりも「自立」していることが重視されるため)だからかなぁ。

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高校を卒業しても仕事がなくて、親にも大きくなった子供の面倒を見るっていう意識がなかったり、余裕がなかったりで、ホームレスになる人もいる。

バンクーバーはカナダで最も気候が温暖な都市で、(意外かもしれないが)冬も滅多に雪が降らず、過ごしやすいからだよ。

たとえばバンクーバーの冬の平均気温は、3〜10度前後だけど、これがトロントだと最高気温でさえ氷点下だったりするからね。

だからカナダの中でも「バンクーバーは一番ホームレスが多い」ということだった。

また彼らは日本の生活保護のようなものを受けており、毎月ある程度のお金をもらっているそうなのだが、それもドラッグやたばこに使ってしまい、結局はホームレス生活から抜け出せないのだという話だった。

バンクーバーにある教会では無料の炊き出しが行われたりもしていて、そこにホームレスの人たちが並んでいるのを見たこともある。

初めてホームレスの人に話しかけられたこと

カナダには「Tim Horton’s(ティムホートンズ)」という有名なドーナツチェーンがあり、バンクーバーのダウンタウンにもいくつか店がある。

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たしかWest Pender St(ウェスト ペンダー ストリート)にあった店だったと思うのだが、カナダでワーホリ留学を始めたばかりの頃、そこで1人でドーナツを食べていたら、
ホームレスの人が近づいてきて

・・・(聞き取れなかった)・・・change, please.

と言われた。

よく聞きとれなかったけど「チェンジってことは席を替わってほしいのかな?」と思い、私は少し離れた席に移動した。

しかし、それでも

No no! Change・・・

と言ってまだ話しかけてくる。

そのうち「あぁ、Changeってコインのことか!」と気づいたので

Cana
Sorry・・
と言って断ったら、それ以上は何も言わず去っていった。

私にとっては「ホームレスの人に話しかけられる」ということが人生で初めての経験で、その人の独特の臭いや服装の感じ、顔つきもこわくて、それからしばらくはその店に行けなかった。

でもカナダで数ヶ月も生活すると、ホームレスの人から話しかけられるなんてことも「日常茶飯事」になり、慣れた。

基本的に「Sorry」と言って断ればそれ以上話しかけられることはないし、ホームレスの人から危害を加えられたなんて話もワーホリ中一度も聞いたことがない。

補足
カナダで生活するうち、バンクーバーのダウンタウンでよく見かける独特な顔つきの人たちは、ドラッグの問題を抱えているということもだんだん分かっていった。
バンクーバーは基本的には「安全で住みやすい街」だと言われているし、私も実際に住んでそう思った。
しかしダウンタウンのHastings St(ヘースティングス ストリート)と呼ばれる通りはそういう人たちが集まっており、治安が悪いので注意すべし。

ホームレスの人だってもちろん自己主張するカナダ

私は日本でホームレスの人に話しかけられたことがない。

話しかけられるどころか、繁華街などでたまに見かけても、目が合うことすらない。

日本でホームレスの人たちは、「極力目立たないように」生活している気がする。

でもバンクーバーのダウンタウンには、そこらかしこにホームレスの人たち(Homeless people)がいて、積極的に道行く人に話しかけ、お金やタバコをせがんでいた。

日本ではちょっと考えられないかもしれないが、カフェで友達としゃべっている所をさえぎって「小銭ちょうだい」と言われたことだってあるし、

Today is my birthday!

(今日は誕生日!=だから何か恵んでくれ)

と書いたダンボールを持って毎日同じ場所に座っている人もいた。

注意
日本とカナダの「自己主張」における「文化の違い」においては下のリンクを参照。

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バスや電車では隣の席になることも

日本では公共交通機関の中でホームレスの人を見ることもほとんどないが、バンクーバーではバスや電車(スカイトレイン)の中でもしょっちゅう見かけた。

彼らは前述したとおり特有の臭いがあるため、多少見た目がこぎれいでも近くにいるとすぐに分かるのだった。

もし日本のバスや電車でもしホームレスの人が乗ってきたら、ほとんどの人はイヤな顔をして、近くに座るのを避けるのではないだろうか。

カナダの人たちは、薄汚れた服を着て髪もぼさぼさな「いかにもホームレス」という感じの人が隣の席に座ろうが、(慣れているということもあるのだと思うが)顔色一つ変えていなかった。

それどころか、初対面の人とでも気軽に話す「フレンドリーな文化」があるので、たまたま席が隣になったホームレスの人とおしゃべりしている人なども、ときどき見かけた。

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文化(culture)とは
人々の考え方や価値観・行動パターン・ライフスタイル・人と人との関係性など。

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まとめ

キレイな観光地やグルメの情報ばかりのガイドブックには、こんなこと書いてないかもしれない。

でも「自然が美しく、治安が良く、住みやすい都市バンクーバー」には、こういう一面もあるということを、私は実際に生活して初めて知った。

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ABOUTこの記事をかいた人

加奈(Cana)

大学を卒業後、就職して働き始めるも学生時代から興味があった海外生活への興味が高まり、カナダのバンクーバーでワーキングホリデーを経験(2012年)。
現在は都内企業で英語を使う仕事をしています。
始めはカナダでも「日本式の英語の勉強=単語や文法の暗記」をしていたのですが、これで本当に英語が話せるようになるのか不安でした。 また周りにも同じように英語で悩んでいるワーホリメーカーや留学生がたくさんいました。 自分はワーホリに行く前「海外で生活したのに英語が話せない」という【ワーホリの定番】はしたくないと思っていたので、滞在中に書いていた日記をもとにこのブログを作りました。
趣味は、読書とハイキングと風景写真を撮ったり見たりすること。バンクーバーはとてもフォトジェニックな街だと思いました。
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