
バンクーバーからラスベガスへワーホリ中に旅行をした。
その時思ったのは現地の「文化(考え方や価値など)」を経験するにはコツがあるということ。
これを知っていることで現地の人と話したり「現地ならではの体験」をしやすくなる。
バンクーバーからラスベガスへ旅行
私はこれまでアメリカには何度も旅行したことがあるのだが、その中でもグランドキャニオンとラスベガスには複数回行ったことがある。
1度目はまだカナダ・バンクーバーでワーホリ留学する前のことで、日本から日本人の友達と「日本人向けのツアー」に参加し、現地でも「日本語だけ」を話し、完全に「日本人の箱の中」にいた。
「箱」についてはこちらの記事を参照してほしい。
人々の考え方や価値観・行動パターン・ライフスタイル・人と人との関係性など。
バンクーバーからアメリカや南米へ旅行
ワーホリでは、最初はバンクーバーにある語学学校(ESL)に通って英語を勉強していたのだが、3ヶ月経っても、自分が「英語を話せている」という気がしなかった。
例えばスーパーでちょっと何かを尋ねたくても、カフェのカウンターでメニューについて聞きたくても、 とにかくなかなか話が通じない・・。
カナダは移民が多いこともあって、外国人(英語が母国語ではない人)がいるのが「当たり前」になっている。
だから最初は何とか理解してくれようとするものの、あまりに通じないと面倒くさそうにされたり、そっぽを向かれたり・・。
それでも「話せている」気がしないなら、何をどうすれば良いのか?と悩んでいた時、知り合いから「マンツーマンで英語を教えている先生がいる」と教えてもらった。
そうすると、同じ3ヶ月間で、今度は英語に自信がついていき、現地の人とおしゃべりが続いたり、ネイティブの友達ができたりするようになっていた。
「言語冒険旅行(EEE)」は、そのレッスンの一環で行く旅行のことで、先生が同行し、旅行中ずっと英語をしゃべりっぱなしで、現地の「文化」を学びながら同時に「経験」もする、というものだった。
行き先はアメリカだけでなく、カナダ国内であることもあれば、南米の時などもあり、シーズンや参加者の希望などでも異なる。
詳しくはこちらの記事を参照。



日本語で「ドレス」というと、パーティなどで着るような凝った服を思い浮かべるかもしれないが、英語ではワンピース全般も「dress」と呼ぶ。
カナダでは着飾って参加するタイプの「パーティ」から、普段着で参加する「ホームパーティ」まで色々なパーティに参加する機会があった。
ラスベガスをドレスを着て歩く

さて部屋で一緒に髪を巻いて、メイクもして、着替えて、ホテルの外に出ると、待っていたのは1度目の旅行とは全然違う経験だった。
私たちはラスベガスの豪奢なホテルの見物が第一の目的だったので、ホテル間を写真を撮りながら徒歩で移動していたのだが、大きな通りで信号待ちをしているときに呼子らしい男性が
今夜パーティがあるから来てくれない? タダだよ。
と言ってパーティチケットをくれようとしたり。
別のホテルの中に入って(ラスベガスのホテルはどこも中にカジノがあり、宿泊客ではなくても自由に中に入れた)

あなたたち、今夜ここでパーティがあるからぜひいらっしゃいよ。
と誘われたり。
また別の大きなホテルのそばを歩いているとき、そのホテルから出てきたリムジンに乗った男性達から
Hey girls!! 乗りなよ!
と言われたり。
こんなことはスニーカーを履いていた前回の旅行では一度もなく、結局はどのパーティにも参加しなかったし、リムジンにも乗らなかった(だって怖いので・・)けれど、
「ラスベガスの文化」ってこういうことか・・!
と思った。
まとめ
例えばそれまでにもラスベガスを舞台にした映画とかで、「登場人物がパーティをしている場面」は何度も見たことがあった。
そしてこの時私たちはただ見るだけでなく、もしそれに参加しようと思えば、できた、のである。
それまであまり考えたことがなかったのだけれど、
ああ、旅行に行くときにはその土地の文化に合わせた服装の選択も大事だな・・!
と思った。