留学して英語が上達する人としない人の違い

カナダ・バーナビーのフレイザー・フォアショア・パーク

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留学して英語が上達する人としない人がいるのはなぜだろうか。

カナダで留学を始めた時、「頑張って勉強すれば英語話せるようになるはず!?」と思い、なるべく日本語は使わず、英語だけ使って生活するようにしていた。

が、3ヶ月たっても自分の英語に変化が感じられず、その理由がわかるようになったのは後になってからだった。

まずいくら単語や文法を勉強しても、それだけでは英語の「文化(考え方や価値観や行動パターン)」を理解することはできない。

たとえ英語圏の国に住んでいても、自分の母国語(日本語)のフィルターを通して「英語の文化」を見ていたことが原因の1つだった。

留学しても英語が上達しない人がいる理由

例えば、カナダにいるのに「ハグをするのが恥ずかしい」と思っていたこと。

バンクーバーでワーホリ留学を始めた当初、私はホームスティをしていた。

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その間にホストマザーの誕生日があり、手の込んだ料理でアットホームなBirth Dinner(バースデー・ディナー)があった。

そのとき子ども達が

Happy birthday, Mom! (誕生日おめでとう、お母さん!)

と言いながら、次々にハグをしていたのが、私にはできなかった。(その時はまだファミリーとは良好な関係だった。)

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20代のホストブラザーも躊躇なく母親にハグをしていて、

Cana
わぁ・・日本で母親と大の大人の息子がハグなんて、見たことない
と思ったことを覚えているから、私は日本とカナダの「文化」の違いに、気づいてはいた。
文化(culture)とは
人々の考え方や価値観・行動パターン・ライフスタイル・人と人との関係性など。

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かと言って、

じゃあ自分もホストマザーをハグしてお祝いを言おう

とか、

自分もハグをしてよいのだ

とは、とてもじゃないが思えなかった。

当時は完全に

日本人の私がハグなんて・・

・・恥ずかしいし、おかしい。

と思っていた。

今思えば、そのとき私はたしかに体は「英語の文化」の中にあったが、頭の中は自分が長年慣れ親しんできた「日本の文化」を抜け出せていなかった。

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留学中、英語が上達しないのと文化が関係しているとは気づかなかった

カナダのバンクーバーでホームスティしていた3ヶ月、私は現地の語学学校(ESL)に通って英語の単語や文法を勉強していた。

平日は毎日、朝から夕方まで学校で英語を勉強し、放課後や、時には週末までも図書館に行ったりして英語を勉強していた。

しかし3ヶ月が過ぎようというのに、自分が英語を話せているという感覚が、ない。

学校の(留学生の英語に慣れている)先生や、クラスメートとなら話ができても、学校を一歩外に出るとネイティブとは会話が続かない。

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カフェでコーヒーを1杯注文するのさえ緊張の連続だった。

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悩んでいたところ、知り合いから聞いてマンツーマンの英語レッスンを受けるようになった。

注意
海外で語学学校に通って英語を勉強しても、内容自体は日本の学校の英語の授業と変わらない。

クラスメートが10~15人もいるから授業内で話すチャンスはなかなかなく、大半の時間は先生の話を「リスニング」し、教材を使って単語や文法を「暗記」する「日本式の英語の勉強」で、違うのは先生がネイティブだから授業が全て英語で進むということくらいだった。

だから3ヶ月やそれ以上学校に通っても、英語が「思ったほど話せない」と悩んでいる人にたくさん出会った。

「海外で英語を勉強しても話せるようにならないなんて信じられない」と思う人は、ぜひ「ワーホリ 失敗」や「留学 失敗」でググってみてほしい。

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そし日本人である自分が、「英語の文化」の中で、実際にどのように話したり振る舞えばよいのか?、ということを学ぶようになった。

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しかし私の場合、最初の頃は習ったことを「レッスンの中」だけでなく「レッスンの外」でも使うということに苦労した。

なぜなら英語の「文化」を学ぶということは、「英語のネイティブの考え方や価値観・行動パターン」を学ぶということであり、それは自分がそれまで知っていて慣れている「日本の文化」とは違う「新しい考え方や価値観・行動パターン」だったから。

…ネイティブの人がするようなことを自分がするのは恥ずかしい。
…ネイティブの人が言うようなことを自分が言うのは恥ずかしい。
…ネイティブの人ならしても許されるだろうけど、日本人の自分が同じことをしたら、非難されたり、笑われてしまうかもしれない。

そういう「恐れ」もあった。

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でもそうすると、自分はせっかく英語の「文化」の中にいるのに、日本語の「文化」と混ざった「日本語英語」(ジャパニーズ・イングリッシュ)しか話せないし、言葉は英語なのに日本式の行動をとるという、チグハグな状態になってしまう。

カナダという英語圏の国で生活していて、英語の文化の中では何もおかしくないことをしている自分のことを、非難したり笑う人がいても、それはその人の問題なのであって、私が気にすべきことではないのだと気づいてからは、習ったことをレッスンの「外」でも使うことが一気に楽になった。

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補足
私がカナダでワーホリ中にマンツーマンレッスンで英語を習った先生は、オーストラリアのメルボルン大学でLinguistic Science(言語教育科学)という学問を修め、言語学の2つの学位を取得した英語学習の専門家で、

①Applied Linguistic Science with the specialty of Methodology of Teaching Foreigner Languages (応用言語教育科学 外国語教育方法論):母国語と同等か、それに近いレベルに短期間で外国語でも到達するための教育法。

②Psycho-Linguistic(心理言語学):人がとくに新しい言語を習得する際の心理的葛藤(カルチャーショックやホームシックなど)や、言語の認知処理等、言語と心理的な側面を結びつきを研究する学問。

大学で学んだことを基に、通常はカナダやアメリカなどの主に多民族国家で、子どもを対象に行われているイマージョン・プログラム(Wikipedia)を応用して「大人が短期間で外国語を習得するための学習法」を開発し、教えている。

だからこの英語の勉強の仕方は、先生のレッスン以外では学ぶことができない。 

先生は英語・日本語・中国語・スペイン語・ロシア語・ポーランド語の6カ国語を話すマルチリンガルで、母国語である英語以外はすべて自身が確立した学習法を使って習得したということだった。

英語マンツーマンレッスンの様子

いつもレッスンを受けていたバンクーバーのカフェ

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まとめ

留学して英語が上達する人と上達しない人がいるのはなぜだろうか。

私が思うに、それはその人がどれだけその国の「文化(考え方や価値観・行動パターン)」に浸ることができたかに関係している。

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そしてその国の「文化」に浸るということは、日本とは異なる「文化」があることに気づき、受け入れて、自分がその中でどのように振る舞えばよいのかを学ぶことでもある。

今までにしたことのないこと、言ったことのないことを言うのは、いつも不安で、怖いもの。

でもほんの少しの勇気を出すことができたら、そこにそれまでの自分とは「少しだけ違う自分」を見つけることができる。

だからそれ以降、私にとって外国語を学ぶことは「新しい自分の発見の連続」になった。

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注意
カナダにはたしかにハグする「文化」があるが、だからと言って(当然ながら)誰とでもハグをしないといけないわけではない。家族や友達同士の男女でも全然普通にハグをするけれど、もし自分が不快に思うときはハグしなくて全然OK。
日本人女性は「NO」と言えないと思って下心でハグしてくる男性が中にはいるので、特に海外で生活しようと思っている女性は注意してほしい。

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ABOUTこの記事をかいた人

加奈(Cana)

大学を卒業後、就職して働き始めるも学生時代から興味があった海外生活への興味が高まり、カナダのバンクーバーでワーキングホリデーを経験(2012年)。
現在は都内企業で英語を使う仕事をしています。
始めはカナダでも「日本式の英語の勉強=単語や文法の暗記」をしていたのですが、これで本当に英語が話せるようになるのか不安でした。 また周りにも同じように英語で悩んでいるワーホリメーカーや留学生がたくさんいました。 自分はワーホリに行く前「海外で生活したのに英語が話せない」という【ワーホリの定番】はしたくないと思っていたので、滞在中に書いていた日記をもとにこのブログを作りました。
趣味は、読書とハイキングと風景写真を撮ったり見たりすること。バンクーバーはとてもフォトジェニックな街だと思いました。