
英語をいくら勉強しても、話せるようにならない理由。
それは何と言っても、同じことを延々くり返しているから。
目次
英語を勉強しても話せるようにならないのはナゼ
私の場合、日本で中学に入ったときから高校を卒業するまで、6年かけて単語と文法を暗記するのが「勉強」だった。
大学に入ると、1年生の間は専攻を問わず全員が英語の授業を受けることになっていて、TOEICの問題集を教材に、また単語と文法を暗記するのが「勉強」になった。
でも長年に渡って「そうするのが当たり前」になっていた「単語と文法を暗記する」という英語の「勉強」に、私はもうあまりに慣れてしまっていて、今度は自主的に同じ「勉強」を続けた。
そして大学を卒業して就職した後は、カナダでのワーホリ留学に向けて、今度はエージェントの人から受けた「アドバイス」もあって、またまた単語と文法を暗記する「勉強」をすることに・・。
英語の勉強は単語と文法の暗記だけなのか?
私にとって英語の「勉強」(=単語と文法を暗記)を強制される時期というのは、中・高の6年と大学1年の、計7年間あって、そこに「自主的に」英語を「勉強」していた時期を足すと、日本で10年以上かけて単語と文法を暗記していたことになる。
その間、「単語と文法を暗記すること」によって英語が話せるようになった人なんて、見たことも聞いたこともなかった(し、今もない)。
だってそこに書いてあることは結局全部、「単語と文法を暗記しなさい」ということだったから。
英語で話そうと思うたび、いちいち文法のことを考えなくてはならなかった。
しかも、考えたところで結局何が正解なのかは、わからないのだった。
ずっと勉強してきたのに文法を説明できない
カナダに着いて、実際問題として英語が話せず、他にどうしたらよいかもわからなかった私は、語学学校(ESL)に通うようになり、またまたまた英語を「勉強(つまり単語と文法の暗記)」することになった。
でもカナダの語学学校で習うことと、日本で習ってきたことの違いはと言えば、先生が日本人ではないので、日本語ではなく全て英語で説明されるということだけ。
習った瞬間は理解したつもりになって、出される問題も一応その場では解けるのだが、授業が終わって学校を出る頃にはもう忘れている。
だから、語学学校を卒業して、英語を個人で教えている先生から学ぶようになって、
- I study English.
- I’m studying English.
- I’m always studying English.
- I’m going to study English tomorrow.
- I will study English tomorrow.
日本の中学と高校と大学で、そしてカナダの語学学校でも、何度も何度も英語教師たちから説明を受けてきたはず。
英語を”自主的に”「勉強」していたときにも、何度も何度も参考書に書いてある説明を読んだはず・・。
そんな基本的な英語の文法の違いなのに、当時の私には違いがまるでわからなかった。
10年かけて「わからない」勉強 vs 10分で「わかった」勉強
その時、私が文法の「勉強」を始めた時点(つまり日本で中学に入学した時点)からは、既に10年以上が経っていた。
10年かけてもわからなった、5つの文法の意味の違い。
それが、そのマンツーマンレッスンで先生の説明をすべて聞き終えた10分後には、すっかり明確になっていた。
しかも一度「理解できた」なら、もう2度と同じことを繰り返す必要はない。
まとめ
それまで私にとって英語の勉強というのは、何度も何度も同じ単語帳や文法書をくり返し暗記するのが当たり前(だって何度読んでも「わからない」から)だったのに。
1回きちんと理解したら、その場ですぐ使えるようになるし、しかも忘れない。
つまりもう2度と文法の勉強なんてしなくてもいいのだとわかったことは、結構大きな衝撃だった。
はじめまして。Canaさんの英会話勉強法とSkypeレッスンに興味があるのですが、お話伺わせていただけますでしょうか?よろしくお願いいたします!
акрさんへ
はじめまして、コメントありがとうございました。
メールをお送りしましたのでご確認をお願い致します。
加奈