このブログ(マイワーホリ)は、下のような「日本人の定番ワーホリパターン」をしたくない人のためのブログです。
↓
②現地で日本式の英語の勉強(単語や文法の暗記)をくり返し
↓
③現地で英語を使う仕事をするレベルに到達できず
↓
④海外で1年過ごしても思ったほどの英語力がつかないまま帰国。
私はカナダでワーホリ留学をしたことがあるのですが、「英語が全く話せない状態でワーホリをスタート」してしまいました。
どれくらい話せないかというと、バンクーバーの空港(YVR)に着いたとき、職員が何を言っているのかわからず、危うくワーホリのビザをもらわずに空港の外に出るところだったレベル、でした。
そこで初めて自分の英語レベルの低さに焦り、もっと英語を勉強してくるべきだったと後悔したのですが、後の祭り。
どうにかして英語が話せるようになりたい!
と思い、現地の語学学校(ESL)に通って英語を勉強することにしました。
それからは朝から夕方まで学校で英語を勉強し、放課後や時には週末までも、図書館やカフェに行って英語を勉強する生活を3ヶ月過ごしました。
しかしそうやって英語「だけ」を毎日勉強しているにも関わらず、自分の英語が伸びているという感覚がありませんでした。
悩んでいたところ、知り合いから聞いて、英語を「暗記なし・教材なし・宿題なし」で学ぶようになり、今度は同じ3ヶ月で英語を習得することができました。
帰国後TOEICも970点が取れ、現在は東京の外資系企業で働いています。
当時はなぜこんなに英語を勉強しているのに話せるようにならないのかが分からなかったのですが、今は理由がよくわかります。
海外で語学学校に通って英語を勉強しても、内容自体は日本の学校の英語の授業と変わらず、単語や文法の暗記に終止するから、なのだと思います。
というのも、英語で話すためには、
日本の学校の英語教育は、テストで点を取るための
残念ながらこれは海外の語学学校も同じでした。
基本的には「教室に座って(Sitting)」、大半の時間は先生の講義を「聞いている(Listening)」授業。
たとえば授業時間が1時間あっても、クラスメートが10~15人もいるため授業内で自分が話せる時間は「数分」しかなく、あとは先生の講義を聞くか、教材を使って単語や文法を暗記する「日本式の英語の勉強」になっていました。
違うのは、先生がネイティブで授業が全て英語で進むということくらい・・・
と感じました。
「海外で英語を勉強しても話せるようにならないなんて信じられない」と思う人は、ぜひ「ワーホリ 失敗」や「留学 失敗」でググってみてください
ワーホリのビザは1年という限定された時間しかないのに、3ヶ月たっても英語に進歩を感じられない。
なぜこんなに英語を勉強しているのに話せるようにならないのか?
が当時はわからず、焦りましたし、不安でした。
それに周りにも自分と同じように英語で悩んでいるワーホリメーカーや留学生がたくさんいました。
また私は、カナダに行く前は
今は英語が話せなくても、24時間英語環境の場所で暮らせば、自然と話せるようになるはず
とも思っていました。
けれど実際には、「そこに住むだけで」自然に外国語を習得するのは難しい、のが現実です。
なぜなら、すでに大人になった私たちは、どうしても自分の母国語である「日本語」のフィルターを通して外国語の文化(考え方や価値観など)や発音や単語や文法を考えてしまいがちだから、です。
しかしそういったことが分かるようになったのも、後になってからのことです。
実際のところ、多くのお金と時間を使うにも関わらず思ったほど英語が身につかないというのが、一般のワーホリ留学の現状なのだと、私はカナダでワーホリを始めた「後」に知ることになりました。
(現地で出会ったワーホリ経験者からは、「ワーホリ留学の場合、9割ぐらいの人は思ったほどの英語力がつかないまま帰国している」と聞かされました。これは自分が経験した実感とも合っているように思います。)
ただ、こういった失敗談はあまり大きな声では語られません。
でも私は、そういった現実を海外に行く「前」に知りたかったと思いました。
そのためワーホリ中に書いていた日記をベースに、このブログを作りました。
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何年も英語を勉強しているのに話せないのはなぜ?

カナダでワーホリ留学してわかった答えをこの記事にまとめました。
他、過去記事はこちらからご覧ください。