「オープンマインド」の意味とは?実は英語習得のポイントだった

カナダ・バンクーバーのCoal Harbour

カナダ・バンクーバーのCoal Harbour

カナダで生活していると英語のネイティブ、またはネイティブに近い英語レベルの人から「Open-minded(オープンマインド)」と「Closed-minded(クローズドマインド)」という言葉を聞くことが度々あった。

実はこの言葉、英語を身につける過程においてものすごく重要である。

日本の学校の英語の授業や、カナダで語学学校に通っていた間は、聞いたことのなかったこの「オープンマインド」と「クローズドマインド)」。

しかし現地の友達ができるようになると、途端に聞くようになった。

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2018.11.27
補足
英語レベルの定義についてはこちらを参照。

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2018.08.09

Open-minded(オープンマインド)の意味

まず「Open-minded(オープンマインド)」の意味(meaning)を調べてみると

willing to consider ideas and opinions that are new or different to your own
(自分とは違う、または自分にとっては新しいアイディアや意見を検討するのを厭わないこと)

引用元:Cambridge Dictionary

having a mind that is open to new ideas; free from prejudice or bias
(新しいアイディアに対してオープンなマインドを持っていること。偏見や先入観にとらわれていないこと)

引用元:Collinsdictionary

Closed-minded(クローズドマインド)の意味

「Closed-minded(クローズドマインド)」は、「オープン」とは逆の状態のこと。

not willing to consider different ideas or opinions
(違うアイディアや意見を検討するのを厭うこと)

引用元:Merriam Webster

having a mind unreceptive to new ideas, arguments, etc; prejudiced
(新しいアイディアや議論などを受け入れないこと。偏見を持っていること)
引用元:Collinsdictionary

英語を学ぶ時には「オープンマインド」が重要

では、自分がすでに知っている言語とは違う言語、自分にとっては新しい言語、つまり「英語」を身につける過程において、

Open-minded(オープンマインド)

Closed-minded(クローズドマインド)

では、どちらの方が上達が早そうだろうか?

私が日本で中学校に入ったとき、英語の授業で何度も何度もくり返し教わったのは、

How are you?

と言われたら

I’m fine, thank you. And you?

と答えるという、ネイティブイングリッシュスピーカーは絶対にしない挨拶だったのだが、そんなものより私は「Open-minded(オープンマインド)」と「Closed-minded(クローズドマインド)」の違いをまず最初に教えて欲しかったと、切に思う。

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2018.07.28

日本で英語を勉強しても話せない理由

中学校に入学した12歳の頃から、何年も何年も単語と文法を暗記してきたけれども、いざカナダに着いたら、

・・思っていた以上に英語で話せない。

英語わからないまま留学しても何とかなる、は本当?実際に経験して

2018.08.07
英語でコミュニケーションが、できない。

英語できないまま語学留学するとどうなる?現地での経験

2018.07.03
日本にいる時には英語を使う機会などなかったので、自分がどれくらい英語ができないか、わからなかった。

カナダでホームスティをしていた家のホストブラザーから、自分が英語の「最も基本的な挨拶」だと思っていた「I’m fine, thank you. and you?」を笑われて、でも当時の私にはなぜ彼が笑ったのかさえ、わからなかった。

バンクーバーでワーホリ中、英語を話すと笑われていた理由

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・・私は日本で何年もかけて英語を「勉強」してきた。

日本では英語を実生活の中で使う機会などないが、カナダに行けば生活すべてが英語になる。

だから

カナダでは、自分の「日本で勉強してきたこと」をどんどん出していけば、どんどん話せるようになっていくはず

という、淡い期待をもっていたのに、その「勉強してきたこと」自体がそもそも間違っていたとは。

・・・日本の英語教育って、一体・・・。

日本では、たとえ高学歴でも、TOEICがどんなに高スコアでも、「英語で他人とコミュニケーションできない」人がまったく珍しくない。

それはそもそも、日本の学校教育では「英語で話すこと」よりも「とにかく英語のテストで点を取ること」が最優先になっているからなのだと思う。

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2018.08.20

海外の語学学校の勉強も日本と同じだった

語学学校の教室

語学学校の教室

カナダで語学学校に行かなくてはいけないのかも、実のところ私にはよくわからなかった。

なぜなら、ワーホリをする人のほとんどは海外で語学学校に行くのに、「ワーホリして英語がペラペラになった」という人の話を聞いたことがなかったから。

でも「英語が話せるようになるにはとにかく学校に行って勉強すること」だと、カナダに行く前に相談した人全員から言われたし、他にどうしたらいいのかもわからないから、「そうするしかないのだ」と思って、カナダの語学学校(ESL)に申し込みをした。

6年以上も日本で英語を「勉強」(=単語と文法を暗記)してきていながら英語が話せていないという現実がありながら、私はカナダでも、日本でしていたことと同じことをすることに・・・決めた。

注意
海外で語学学校に通って英語を勉強しても、内容自体は日本の学校の英語の授業とほぼ同じ。
クラスメートが10~15人もいるから授業内で話すチャンスがなかなかなく、大半の時間は先生の話をリスニングし、教材を使って単語や文法を暗記する「日本式の英語の勉強」で、違うのは先生がネイティブで授業が全て英語で進むということくらいだった。

「海外で英語を勉強しても話せるようにならないなんて信じられない」と思う人は、ぜひ「ワーホリ 失敗」や「留学 失敗」でググってみてほしい。

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だから3ヵ月がたって卒業するとき、私はカナダにいるのに英語が話せないという「問題」を解決する為に語学学校に通ったはずだったのに、「何も解決されてない・・」と思った。

というか、学費と時間を失い、事態はむしろ悪くなっていた。

そんなとき、英語をマンツーマンレッスンで教えている先生がいると知り合いから聞いて、その先生に連絡をとり、ダウンタウンの図書館で体験レッスンを受けることになった。

英語を「文化」から学ぶのは、私にとって「新しいアイディア」だった

するとそこで、

先生
英語のテストで点を取ることではなく、英語で話せるようになりたいのであれば、
英語を「暗記」するのではなく、英語の「文化(考え方や価値観・行動パターン・ライフスタイル・人と人との関係性のことなど)」「経験」して学んだほうが上達が早いですよ
と言われた。

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補足
私がカナダでワーホリ中にマンツーマンレッスンで英語を習った先生は、オーストラリアのメルボルン大学でLinguistic Science(言語教育科学)という学問を修め、言語学の2つの学位を取得した英語学習の専門家で、

①Applied Linguistic Science with the specialty of Methodology of Teaching Foreigner Languages (応用言語教育科学 外国語教育方法論):母国語と同等か、それに近いレベルに短期間で外国語でも到達するための教育法。

②Psycho-Linguistic(心理言語学):人がとくに新しい言語を習得する際の心理的葛藤(カルチャーショックやホームシックなど)や、言語の認知処理等、言語と心理的な側面を結びつきを研究する学問。

大学で学んだことを基に、通常はカナダやアメリカなどの主に多民族国家で、子どもを対象に行われているイマージョン・プログラム(Wikipedia)を応用して「大人が短期間で外国語を習得するための学習法」を開発し、教えている。

だからこの英語の勉強の仕方は、先生のレッスン以外では学ぶことができない。 

先生は英語・日本語・中国語・スペイン語・ロシア語・ポーランド語の6カ国語を話すマルチリンガルで、母国語である英語以外はすべて自身が確立した学習法を使って習得したとのことだった。

英語マンツーマンレッスンの様子

いつもレッスンを受けていたバンクーバーのカフェ

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私にとって、それは自分がそれまで信じていたこととは違う、「新しいアイディア」だった。

・・英語を何年もかけて暗記したところで、英語は話せないということは、日本とカナダで英語を暗記し続けた結果、自分がまさにそうなっているのだから、「たしかにそうだ」と思った。

思ったのだが、しかし、かと言って自分にとって「完全に新しいアイディア」をすんなり受け入れて、何年もしてきたことを急にピタッと止めてしまうというのは、私にはすぐできることではなかった。

英語を暗記することしかしたことがなかった当時の自分には、英語の文化とは何なのか?、いまいちピンときていなかったし、英語の「文化」を「経験」して学ぶとはどういうことなのか??

もっとわからなかった。

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とりあえずこの先生の言うこと(=自分にとって新しいアイディア)を「試してみたい」、とは思ったけれど、その一方で私はやっぱり、自分が既に知っていて、慣れていること、つまり「英語を暗記すること」にも固執していた。

だからそのマンツーマンの英語レッスンが始まってしばらくしても、私はまだ英単語帳を「丸暗記するまでは手放すまい」と、大事に大事に持っていた。

私が先生の言う 「新しいアイディア」に本当に耳を傾け始めたのは、

先生
日本語を何個知っているかなんて気にしないのに、 なぜ英語では何個単語を知ってるのかをそんなに気にするのですか?
と聞かれた時だったと思う。

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あまりに長い間「英単語を暗記」してきたために、いきなりそれを止めるというのには戸惑いももちろんあったけれど、私はやっと「新しいアイディア」を受け入れ始めた。

あの時、私の「Closed-minded(クローズドマインド)」が「Open-minded(オープンマインド)」に、少し、変わったのだと思う。

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ABOUTこの記事をかいた人

加奈(Cana)

大学を卒業後、就職して働き始めるも学生時代から興味があった海外生活への興味が高まり、カナダのバンクーバーでワーキングホリデーを経験(2012年)。
現在は都内企業で英語を使う仕事をしています。
始めはカナダでも「日本式の英語の勉強=単語や文法の暗記」をしていたのですが、これで本当に英語が話せるようになるのか不安でした。 また周りにも同じように英語で悩んでいるワーホリメーカーや留学生がたくさんいました。 自分はワーホリに行く前「海外で生活したのに英語が話せない」という【ワーホリの定番】はしたくないと思っていたので、滞在中に書いていた日記をもとにこのブログを作りました。
趣味は、読書とハイキングと風景写真を撮ったり見たりすること。バンクーバーはとてもフォトジェニックな街だと思いました。
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