
ワーホリではカフェでバイトできるくらいの英語力を持って渡航すれば海外生活を最初から何倍も何十倍も楽しめる。
語学学校に行かずフィリピンのセブ島で1ヶ月のマンツーマンレッスン→カナダワーホリをスムーズにスタート。
帰国後は海外にも拠点を持つ企業でバリにも出張した元生徒さん(Kさん)からいただいた感想を写真つきでご紹介します。
(感想はカナダでのレッスンを受けている最中にいただきました。なお文中の下線や補足は筆者です。)
目次
ワーホリですぐカフェでアルバイトできた英語力

初めまして。フィリピンでの1か月レッスン並びに現在カナダでのレッスンに参加しているKと申します。現在レッスンを受講されている方、又は受講を考えている方の参考に少しでもなればと思い、筆を執らせて頂きました。
私は現在、カナダでのレッスンに参加しておりますが、その前に1か月間、フィリピンのレッスンに参加していました。長文になりますので、フィリピンでの体験とカナダの現在の体験と分けて書かせて頂きます。
私は2017年の3月にフィリピンでの1か月レッスンに参加しました。
参加したきっかけはブログでこのプログラムを知り、東京での説明会に参加し従来のESLでの授業とは違う方法で英会話を学ぶこのプログラムスタイルに興味を持ったからです。
皆さんもご存じとは思いますが、従来のESLの授業は(文法・ボキャブラリー)をネイティブの先生から学ぶというスタイルですが、このプログラムは文法なども学びますが、最も重要な点として(文化・話し方のテクニック・言語音楽)などを学びます。
レッスンでの英語の学び方については下の記事を参照ください。

フィリピン・セブ島での1ヶ月集中英語レッスン
セブ島のレッスンでは月曜から金曜の朝から夕方まで3~4人の先生達に(マンツーマンでスピーチスキル・英語圏の文化・大人が話す様な英会話のテクニック)の基礎を学び、そして土日はフィリピンの文化を知るために様々なアクティビティ(アイランドホッピングやジンベイザメと共に泳いだりなど)に参加しました。
なので平日に学んだテクニックを土日のアクティビティで現地の人達に思い切り試す事が出来ました。
又、先生達と一緒に昼食・夕食を作り、買い出しなども一緒に行くのでほぼ1日中先生達と共に過ごすので、ESLでは中々難しい英語のアウトプットも常にすることが出来ました。
先生といっても距離感がとても近いので友達と話しているような感覚で、実際に「そういう気持ちが大事なんだ」ということも教えられました。
英語と日本語の文化の違いについては下の記事を参照ください。

そして最も重要だった「現地の文化を知る」という点ですが、フィリピンは日本とは全然違う文化(宗教・生活環境・歴史・食など)を持つ国だったのでそれを理解することで自身の英会話に深みが出た事を実感しました。
食については私はフィリピン料理が苦手でなかなか苦労しましたが(笑)
正直、今までの英語の学習スタイルと全く違うので最初は疑問や戸惑いが沢山ありましたが、学んでいき実際に現地の人達の英語を聞いていると、確かに学んだテクニックや表現を使っていたりしたのでこの重要性を身を持って実感し、授業やテキストで学ぶ英語と実際のネイティブが話す英語がこんなにも違う物なのかと肌で感じ驚きました。
違いについては下の記事を参照ください。

カナダでワーホリ留学スタート!

カナダでのレッスンですが、私はフィリピンでのレッスンを終えた後すぐにカナダでのレッスン参加を決めました。
フィリピンでのレッスンはあくまでも基礎でカナダでのレッスンはテクニックやスキルを更に深める事が出来、よりネイティブの英語に近づくことが出来るとの事でしたので参加を決意しました。
又、参加に際してヘッドティーチャーによるレッスン費の割引を受けられるテストを受けました。それはフィリピンで学んだテクニック・スキルを使った面接を行い、その出来によりレッスン費を割り引いてもらえるシステムでした。
私はそのテストを受け、ありがたい事にMAXの割引を受ける事が出来ました。
そうしてカナダに来た私は現在バンクーバーでレッスンを受けながら生活をしています。
カナダの文化は多国籍文化で様々な国出身の人が生活しているので本当に様々な文化の違いを感じる事が出来ます。もちろん戸惑いもありますが、それも含めて文化を学ぶという事なので楽しみながら生活しています。
また、私はレッスンを受けながら現在完全ローカルのカフェで仕事もしています。
お客様は99%カナディアンの方で容赦のない(笑)ネイティブ英語を浴びせられていますが、学んだテクニックやスキルを使ってコミュニケーションを取ってい ます。
英語圏の国で接客の仕事をすると感じる文化の違い、求められる英語力については下の記事を参照ください。
スピーチスキルについては下の記事を参照ください。

彼らはとてもフレンドリーで(情け容赦のないヤジも含め)とても充実したカナダライフを過ごしています。まだこちらに来て2か月でレッスンも途中ではありますが、着実に自分の英会話力があがってるのを実感します。
正直、こちらに来て語学学校に通ってる日本人にも会いましたが彼らの英語に違和感を感じる自分がいて驚きました。
「教科書通りの英語っていうのはこういうのを言うのか」
「テクニックを知っているのと知らないのとではこんなにも表現に差が生まれるのか」と。
「教科書通りの英語」とは例えばこんなものです。
英会話を学ぶ上でこの疑問にぶち当たる人は多いと思います。
この疑問は恐らくESLでは解決できないと思います。何故ならESLの先生達もこのテクニックを知らないからです。又、知っていても教え方が分からないからです。
私はこの疑問をこのプログラムで解消することが出来ました。
又、自分の中で確実に英会話の表現の幅が広がったと感じました。
現在も私はレッスンの途中で、まだまだテクニックやスキルも使いこなせていませんが、それでも色々な事を経験し、様々な人と出会い会話することで確実に上達していくだろうと確信しています。
また、1人でも多くの人が本当の英会話を知り今後の人生に役 立てていければと願っています。
言語冒険旅行(EEE)について
旅行は2週間、ペルー・エクアドルの2か国を巡るもので、一般的な旅行と大きく違ったのは、よくあるツアーガイド付きの旅行ではなく、全て自分たちで手配し、より現地の文化に触れるというものでした。

もちろん私はスペイン語は全く分からず、最初は先生に頼り切りでした。(先生はスペイン語含め6か国語を話せます。)
ですが、先生曰く、『国や言葉が違っても、コミュニケーションを取る際のテクニックやスキル、パーソナリティは世界共通』との事でした。
なので、このプログラムで学んだスピーチスキルやテクニックを応用して話すと、拙いスペイン語でも現地の人とより深くコミュニケーションを取る事ができたと思います。
また、そうする事で実際に旅行先で得をする事が出来ました。
例を挙げると、現地のお土産屋さんのおばちゃんと交渉し60%オフで商品を購入できたり、現地で出来た友達を介してガラパゴスゾウガメ見学ツアーを1/3以下の値段に抑える事が出来たりなど。
先生がよく言っている『言語は力』とはこういう事なのだと実感しました。


また今回は2週間の旅行でしたが、行く前の私はスペイン語力0でしたが、帰ってくる頃には、300以上の単語を覚える事が出来(暗記とかではなく自然と)、簡単な挨拶程度なら出来るようになっていました。
言語を学習する際には、ノートや教科書を使って行う方法より実際に現地の文化に触れその経験と知識を結び合わせる事の方が簡単で尚且つ忘れにくくなるそうです。

更に驚いたのが、旅行から帰ってきてから英語が以前より聞き取り易くなっていたことでした。
スペイン語は英語と似た言葉もありますが、発音・文法などは全く違います。
しかし全然知らない文化・言語圏に触れる事により無意識に言葉を聞き取ろうとする力が高まるとの事でした。
今回、世界遺産のクスコやマチュピチュ、ナスカの地上絵やガラパゴス諸島などを訪れましたが、そこでも遺跡の歴史や成り立ちなどについて先生と英語で何時間も議論したりしました。
これも只のガイドツアーでは味わえない事だったので非常に楽しかったです。

今回は南米でしたが、今後はアフリカやヨーロッパツアーなども考えているそうなので、その際も是非参加したいと思っております。

「ワーホリ留学の定番」と「Kさんのワーホリ」の比較
結果、海外に1年住んでも英語に自信がつかず、帰国後も英語を勉強し続ける人が多くいます。
- 友達:カナダに着いた直後から現地のソフトボールチームに所属し、現地の友達を作る。
- 仕事:完全ローカルのカフェ。お客様は99%カナダ人であり、容赦のないネイティブ英語を浴びる環境に勤務。
- 生活:現地でESLに通う日本人留学生と話した時「教科書通りの英語っていうのはこういうのを言うのか」と違和感をもたれたとのこと。
帰国後の現在は、海外にも拠点をもつ企業で勤務しておられ、既にバリに出張されたとのことでした。
まとめ
カナダでのワーホリ留学スタート直後から現地カフェでバイトを始められたKさんはじめ、ワーホリ経験がある生徒さんたちと、Skypeを使って直接お話することができます。
→海外に1年住んでも現地の友達が0。
→海外でも日本語をメインに使う職場で働く。
→帰宅後も日本語漬けの生活。