カナダで日本人女性はモテる?理由

カナダ・アルバータ州の山々

カナダ・アルバータ州の山々

カナダで日本人女性はモテるのだなと思われされることが度々あった。

例えば「彼女にするならアジア人/日本人女性がいい」と言うカナダ人男性がいたり。

「単純にアジア人女性の外見が好み」という人もいたが多いのは「欧米の女性より控えめで男性の意見を尊重してくれ優しいから」という理由だった。

初めて聞いたときは「へーそんなもの?」と思ったがカナダで過ごす時間が長くなるにつれ彼らがそう言っていた意味がわかった。

カナダで日本人女性がモテる理由

というのも、日本では他人との衝突を避けて「協調性」を重視する文化(「和」の文化)があり、自分の考えや意見をはっきり主張することはあまり好まれない。

文化(culture)とは
人々の考え方や価値観・行動パターン・ライフスタイル・人と人との関係性など。
culture/文化

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一方、カナダでは、日本よりも自己主張すること(アサーティブであること)を求められる「文化」がある。

アサーティブ(アサーティブネス)とは?

自他を尊重した適切な自己主張のこと。

  引用元:Wikipedia

カナダでは日本よりもずっと、男性であれ女性であれ、はっきりと口に出して自分の意見や考え・権利を主張することを求められるし、それが当然とも考えられている。

だからカナダで生まれ育った男性からすると、

日本人女性は控えめで、あまり喧嘩(衝突)をせずに済むので一緒にいて居心地がいい

ということだった。

一方、バンクーバーで知り合う日本人女性にカナダの男性の印象を聞いてみると、多くの人が

カナダ人男性は日本の男性よりもレディースファーストで優しい

と言う。

カナダ・バンクーバーのスタンレーパーク

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どうやらカナダ人男性と日本人女性は、お互いがお互いを「優しい」と思っているようだった。
補足
もちろん日本人女性の中にも自己主張が強い人がいるように、カナダ人女性でもそれほど主張しない/したがらない人もいる。あくまで一般的に、である。

日本人女性がカナダ人男性を「優しい」と思うとき

「文化」の多くは目に見えず、空気のようにそこに存在している。

レディースファーストの文化

たとえばバンクーバーのダウンダウンにあるビルのエレベーターで、おしゃべりをしている日本人男性と白人男性の2人組(一人はアクセントと会話の中に日本語が出たので日本人だと分かった)と乗り合わせたときのこと。

1階に着いた時、日本人男性は一番にさっさと降りていったのに対し、白人の男性は「Open」ボタンを押して、私が降りるのを待ってくれていた。

「日本の文化」だと、男性と女性が同時にエレベーターに乗り合わせた時、男性よりもむしろ女性の方がエレベーターの「開」ボタンを率先して押し、最後に降りることが多いと思う。

また日本人の女友達が、

日本人の男の人と一緒に出かけると、店に入るときにもドアを開けてくれない。

カナダ人男性と出かけると絶対に店のドアを開けてくれて優しいなあと思った

と言っていて、たしかにそうだなぁ〜、と思った。

補足
帰国して、日本はカナダに比べて圧倒的に自動ドアが普及しているため男性がドアを開ける必要があまりない、ということも関係しているのかも・・?と思うようになった。カナダでは自動ドアはそこまでなく「厚くて重い手動ドア」の方が一般的だった。

ほめ言葉や気持ちをストレートに表現する文化

またカナダでは、男性から女性へのほめ言葉を普通によく聞いた。
例えば

You look great in that dress! (そのドレスよく似合ってる!)

とか、

Pretty(キレイ:より外面的な美しさ)

Beautiful(キレイ:より内面的な美しさ)

も、友達同士でも何の照れもなく言うし、

 I love you.

I miss you.(あなたのことが恋しい)

も然り。

補足
男性→女性だけでなく、女性→男性も、同性同士でも、日本よりずっと多く褒め言葉を言っていた。

カナダ人の友達によると、自分の気持ち・考えや意見はきちんと口に出して表現することを、小さい頃から家庭や学校で教わるということだった。

一方、自分の気持ちや感情をあまりストレートに表現しない「日本の文化」では、こういった褒め言葉は(特に男性から女性へは)あんまり言わない言葉ではないだろうか。

補足
夏目漱石が英語教師をしていた頃、「I love you」を「月が綺麗ですね」と訳したというのは有名な話。

こういう「ちょっとしたこと」なのだけれど、そのちょっとしたことが大きな差を作り、日本人女性にとっては「カナダの男性は優しい」と感じることが、割とあるように思う。

他にも、日本だと酒の席でお酌をしたり、大勢が集まる場で大皿から料理を取り分ける役割が「女性」に期待されがちだが、カナダではお酌は誰もしないし、料理を取り分けるのは女性ではなく「男性」だったり。

つまりカナダ人男性にとっては何でもない「普通」のことが、日本人女性にとっては「普通ではない」ことが色々あるのだった。

カナダ人男性が日本人女性を「優しい」と思うとき

同様に、日本人の女性である私が、日本でごく「普通」にしていたことを、日本とは違う文化のカナダで同じようにしていると、

そんなことしなくていいのに・・Canaは気を使いすぎだよ・・

と言われたこともあったし、逆に

優しいね

気が利くんだね

と肯定的に解釈されたこともあった。

たとえばレストランで大皿にのった食事を人数分取り分けたり、友達と飲んでいる時にお酌をしようとしたら、そう言われた。

補足
カナダではそれぞれが好きな飲み物を、自分が好きなタイミングで飲む!
日本に帰国してからも、「お酌」に違和感を持つようになった。
カナダ・バンクーバーのスタンレーパーク

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異性に期待することにも「文化の違い」がある

このように、文化によって他人(異性)に期待することというのは違うために、自分にとっては「当たり前のこと」であっても、相手にとっては「期待以上のこと」になっていることがある。

この「文化のギャップ」があるからこそ、カナダの男性にとって「日本人女性は優しい」と感じるし、日本人女性にとって「カナダ人の男性は優しい」と感じるのではないかと、カナダで生活していて思った。

問題は外国人男性の日本人女性に対する勘違い

・・とまあ、そういう理由でカナダ人の男性が日本人の女性に好意を感じるのは別に何も問題はないのだが、日本人女性が人気がある理由が文化のギャップなどではなく、日本の「文化」に対する誤解や差別である場合もある。

というのも、海外の男性がもつ日本人女性のイメージには、どうやら日本の成人動画の影響があるようなのだ。

バンクーバーに住む別の日本人の女友達が

この間こんなことがあったんだけどね

と笑いながら話してくれたのだが、彼女は外出する度、全然知らない男の人から声をかけられるということが続いていたそう。

ある日とうとうイラっときて、声をかけてきたその男性に直球で聞いたのだそうだ。

こんな風に道で話しかけてこられても、何か起こるわけがない。
なのに何で声をかけてくるの?

と。

補足
カナダでは日本よりもずっとナンパされる機会が多いということは、カナダで暮らす日本人女性は感じていると思う。
バンクーバーのダウンタウン

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するとその男性は、

日本の成人動画を見ていると、道で声をかけられた女性が簡単に男性について行くので、つい自分も声をかけてしまう

と言ったのだそうだ。

私はその人のあまりに短絡的な発想に、あきれるやら笑ってしまうやらであったが、でも(あまり大きな声では言われないけれど)たしかに日本の成人動画は海外でも人気が高いらしい。

日本に行ったこともなければ日本人の友達もいない、「成人動画の中の日本人女性」しか見たことがない人たちにとっては、「日本人女性は声をかけると簡単についてくるイメージ」になる可能性は、あると思う。

さらにその場で私たちと一緒に話していた日本人の男友達が言うには、日本の成人動画というのは、電車内の痴漢や男性が女性にセクハラまがいの行為をする(女性が明らかにいやがっている)ものが多くあるのだそうである。。

補足
海外の成人動画を集めたサイトの中には、「JAPANESE」 や「ANIME」や「HENTAI」など、日本人や日本語のれっきとしたカテゴリが存在していることすらあるそうだ。それはつまり、カテゴリとして分別できるほど日本の成人動画は他の国のものと比べて「異質」ということ

問題は、それを見て、そういった行為が日本人女性に対しては許されるのだと勘違いする男性も少なからず出てくることで、それがカナダでの(そしてカナダだけに限らず他の国々でも)日本人女性に対するセクハラの多さに繋がっている部分も私はあると思っている。

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まとめ

自分が知らないところで勝手に「男性にとっての都合の良いイメージ」を持たれ、近づいてこられるとか・・・

日本人女性の一人として言わせてもらうと、ぶっちゃけ、いー迷惑。

しかし勘違いしている男性が実際にいる以上、日本人女性は海外に行く前に日本とカナダの文化の違い、そして男性から受ける迷惑行為を、英語を使って退けるにはどうしたら良いのか?も知っている必要があると強く思う。

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ABOUTこの記事をかいた人

加奈(Cana)

大学を卒業後、就職して働き始めるも学生時代から興味があった海外生活への興味が高まり、カナダのバンクーバーでワーキングホリデーを経験(2012年)。
現在は都内企業で英語を使う仕事をしています。
始めはカナダでも「日本式の英語の勉強=単語や文法の暗記」をしていたのですが、これで本当に英語が話せるようになるのか不安でした。 また周りにも同じように英語で悩んでいるワーホリメーカーや留学生がたくさんいました。 自分はワーホリに行く前「海外で生活したのに英語が話せない」という【ワーホリの定番】はしたくないと思っていたので、滞在中に書いていた日記をもとにこのブログを作りました。
趣味は、読書とハイキングと風景写真を撮ったり見たりすること。バンクーバーはとてもフォトジェニックな街だと思いました。
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