バンクーバーのスキー場「グラウスマウンテン」でのミラクル

グラウス山の山頂から見たカナダ・バンクーバー

グラウス山の山頂から見たカナダ・バンクーバー

カナダのウイスラーは世界的にも有名なスキーリゾート。

でもバンクーバーでだって(山への距離的には)気軽にスキーを楽しめる。

今回のグラウス・マウンテン(Grouse Mountain)ではハイキングを4回したことがある(カナダ人の友だちからは「あの険しい山で4回も?crazyだね!」とよく言われた)が、スノースポーツをするのは初めてだった。

バンクーバーで初めてスキー

ヨーロピアンの友達と日本人の友達と、朝9時にバラード駅(Burrard station)に集合、バスを乗り継いで山に着いたのが10時頃。

バンクーバーは、ダウンタウンからだいたい車で1時間以内の距離に、山も海も森も湖もぜんぶある。 だから思い立ったらすぐにスキーでもスノボでも行けるのがよいところだ。

補足
ちなみに日本では山に着いてからウェアに着替えるのが「フツウ」だと思うが、ここバンクーバーでは家からウェアを着て山にでかける。
つまり、街や公共交通機関の中でウェア姿でも誰も気にしない!全然平気!である。 

なにせバンクーバーではダウンタウンのメインストリートを、ヨガパンツを履いた女性たちが闊歩しているくらいなのだ。(バンクーバーはヨガウェアで有名なLululemonの発祥の土地でもある。)

さて山についたら早速、レントショップでスキーグッズをレンタル。

ウィスラー(Whistler:あのバンクーバーオリンピックが開催された町)でスキーをしたときには、ブーツと板とパンツを借り、リフトを含んで120ドルくらいしたのだが、ウィスラーはリゾート地だから特別高く、グラウスは安いはず、と勝手に思っていた。

しかしグラウスでも結局同じくらいかかった。(2012年当時)

頻繁に行く人なら、シーズンパスを買うのがおすすめ。

さてグラウスといえば、山頂からバンクーバーを一望できることで有名なのだが、残念ながらこの日は曇っていて見えなかった・・。

いざスキー!も、転びまくり自信喪失

それはさておき、はじめ友達2人(1人はスキー、1人はスノボ。どちらも中級以上)と一緒に(彼らが言うには)初心者向けのコースに行ったんだけど、転びまくって全然2人についていけない・・・

友だちは止まって私が進むのを待っていてくれたが、彼らは運動神経がいいので、スキーができない私の気持ちなんてわからないだろう・・という卑屈な気分になってくるし、ただ待ってもらっているのも申し訳なくて、

Cana
私のこと待たなくていいよ!

下のリフト乗り場で会いましょう

と言って一人で滑ることにした。

しかし、皆で滑ろうが、一人で滑ろうが、もちろん転びまくる。

しかもリフトのちょうど真下の辺りで盛大に転ぶので、リフトに乗ってる見知らぬ人たちから、

見知らぬ人たち
Are you OK?(あなた大丈夫?)
と聞かれまくる。(恥ずかしい・・)

ただ転ぶだけでなく木にぶつかったりもし、だんだん転ぶことが恐怖にもなってきて(いや、どれだけ私の運動神経がないのかという話だが)、途中板を外して歩いたりしながらも、何とか待ち合わせ場所に着いた。

それから他の友達も合流したりして、その中にスノボ・スキーまったくの初めてという人たちもいて、一緒に超初心者向け(子ども向け?)のコースに行った。

すると、おお、ここならなんとなく滑れる感じ!

でもやっぱり自分でスピードをコントロールはできないから、滑るのがちょっと怖い・・・

そのうち皆は慣れて他のコースに行くと言い出したので、私はそこに残って一人練習を続けることに。

スキーコーチから無料でスキーを教えてもらうという幸運

なだらかな所で、「さて一人でゆっくり滑ろう」としていたとき、突然見知らぬ初老の男性から

Are you a beginner? (君、初心者でしょう)

と声をかけられた。

Pizza(スキーで滑るときの基本的な足の向け方の名称)って知ってる?
足をもっと曲げて、力を入れないとだめだよ。
私はコーチで、スキーやスノボを教えているんだ。
よければ君に滑り方を教えてあげるよ

と言って、そこからその人が懇切丁寧に
・ゆっくり滑る方法
・スピードをコントロールする方法
・止まる方法
を指導してくれた。

その人は私を教えながらも、母親からスキーを教わっている小さな女の子が、転んで泣いているところを見た時には

あの子はスキーに恐怖をもってしまっている、滑り方を教えてくるからちょっと待ってて!

と走って行き、
母親とその子にどうやって滑ればよいのかアドバイスをしていた。

そして、ものの数分で女の子が嬉しそうな顔でまた滑り出したのを見たとき、
「ああこの人は、教えることにpassion(情熱)があって、それによって自分も他人もハッピーにできる人なんだなあ。」
と思った。

普通ならお金を払って教わるところを、まったくの無料でスキーの滑り方を教えてもらった。

そして一時間も経たないうちにスキーに対して少し自信がもてたこと。

その後、私の友達も加わって一緒に滑った後、その人は「用事があるから」と去っていった。

英語も何事も、基本が大事なのだと思った

もしあそこでその人からスキーを教えてもらっていなかったら、「スキーってなんて難しいんだろう・・」と思い込んでしまって、もう二度と挑戦しようという意欲も失っていたかもしれないと思う。

やはり何事も基本は「上達のさせ方を知っている人」に教えてもらうのが一番の近道なのだと思った。

そして、見知らぬ人からこんな風にスキーを教わるというのは、日本ではあり得ることだろうか・・とも考えた。

なぜなら、カナダはフレンドリーな文化なので、街中でもスーパーでもカフェでも、見知らぬ人同士でも自然におしゃべりできるが、日本は(とくに初対面の人同士では)礼儀正しく接し、距離を大切にする文化だから。

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ABOUTこの記事をかいた人

加奈(Cana)

大学を卒業後、就職して働き始めるも学生時代から興味があった海外生活への興味が高まり、カナダのバンクーバーでワーキングホリデーを経験(2012年)。
現在は都内企業で英語を使う仕事をしています。
始めはカナダでも「日本式の英語の勉強=単語や文法の暗記」をしていたのですが、これで本当に英語が話せるようになるのか不安でした。 また周りにも同じように英語で悩んでいるワーホリメーカーや留学生がたくさんいました。 自分はワーホリに行く前「海外で生活したのに英語が話せない」という【ワーホリの定番】はしたくないと思っていたので、滞在中に書いていた日記をもとにこのブログを作りました。
趣味は、読書とハイキングと風景写真を撮ったり見たりすること。バンクーバーはとてもフォトジェニックな街だと思いました。
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