バンクーバーで英語が話せるようになったきっかけ

バンクーバーの図書館に入ったところ

バンクーバー・ダウンタウンにある図書館の内部

カナダのバンクーバーで英語を3ヶ月勉強したものの英語を話せていると思えず、マンツーマンの英語レッスンを受けるようになった。

そうしたら同じ3ヶ月でネイティブからも英語をほめられるようになっていた。

きっかけは図書館で体験レッスンを受けたことで、そこで6ヶ国語を話すマルチリンガルの先生から聞かれた質問は今でも忘れられない。

それは

What’s your first culture?(あなたの1つ目の文化は何ですか?)

というものだった。

場所はバンクーバーの図書館

まず始めに、私がカナダに来た理由や、英語をどれくらいの期間勉強しているのかそしてどうやって勉強しているのかといったことを聞かれた。

そこで初めて自分が中学高校の6年間、大学も入れると10年間+カナダでも3ヶ月毎日英語を勉強したにもかかわらず、英語が話せるようになっていないという事実に衝撃を受けたことは以前書いた通り。

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次に英語を使って達成したいことなどを英語で聞かれたのだが、途中で言いたいことが分からなくなってしまい、言葉が続かず、最後まで言うことができなかった。

その頃すでにバンクーバーに来て3ヶ月以上が経っており、その3ヶ月間は毎日学校に通って英語を勉強していたのにも関わらず・・である。

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注意
海外で語学学校に通って英語を勉強しても、内容自体は日本の学校の英語の授業と大して変わらない。
クラスメートが10~15人もいるから授業内で話すチャンスがなかなかなく、大半の時間は先生の話をリスニングし、教材を使って単語や文法を暗記する「日本式の英語の勉強」で、違うのは、先生がネイティブで授業が全て英語で進むということくらいだった。

「海外で英語を勉強しても話せるようにならないなんて信じられない」と思う人は、ぜひ「ワーホリ 失敗」や「留学 失敗」でググってみてほしい 。

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語学学校(ESL)の授業イメージ

語学学校(ESL)の授業イメージ

英語で自分のことを説明できない

なので

Cana
ワーホリの期限は1年しかないのに、言いたいことがまだこんなに言えない・・。
こんな自分にとてもがっかりしています。

と言ったところ、

先生
Oh, don’t worry about it. You have plenty of time.
(大丈夫です、時間は時間はまだたっぷりあります)
落ち着いて話してもらえれば良いですよ
と言われた。

それを聞いてほっとしたのもつかの間、次に

先生
What’s your first culture?
(あなたの1つ目の文化は何ですか?)
と聞かれた。

私は

Cana
・・First culture?
(・・1つ目の文化?)

と聞き返してはみたものの、それ以上は何も言えなかった。

英語の文化って何?初めて考えた

そもそも「Culture(カルチャー、文化)」とは何なのか?

それまで深く考えたことがなかったし、もちろん聞かれたこともなかった。


日本語では「文化」だが、私の「1つ目の文化」とは何だろうか?

改めて聞かれると、さっぱりわからなかった。

「6つの文化」を持つ先生

さらに

先生
What’s your second culture?
(あなたの2つ目の文化は何ですか?)
とも聞かれたのだが、もうすっかりお手上げだった。

だまり込んだ私を見かねて先生が

先生
I have 6 cultures.
(私は6つの文化を持っています)

I speak 6 languages.
(私は6ヶ国語を話すことができます)
と話し始めた。

Cana
6!? わぁ・・
先生
1つ目がEnglish Culture(英語の文化)です。

Englishは私の母国語です。

それからJapanese(日本語)、Chinese(中国語)、Spanish(スペイン語)、Russian(ロシア語)、Polish(ポーランド語)。
全部で6つの文化です。

もし外国語を学んでいるのなら、必ずその言語の文化も持っているはずなんですよ

と言う。

日本人なら「日本の文化」を持っている

Cana
じゃあ・・私の1つ目の文化はJapanese です。
・・・maybe. (たぶん)

と、自信がないので最後にmaybeとつけた。

すると

先生
Ok cool. (いいですね)
では、2つ目の文化は何ですか?
とさらに聞かれた。

話の流れからして、「私の2つ目の文化はEnglishです」 という答えを先生が期待していることはわかったが、でも私にはその時、それはどうしても言えなかった。

「もし外国語を学んでいるのなら、その言語の文化も持っているはず」と言われても、そのときは自分が英語の文化を持っているとは思えなかったから。

補足
私がカナダでワーホリ中にマンツーマンレッスンで英語を習った先生は、オーストラリアのメルボルン大学でLinguistic Science(言語教育科学)という学問を修め、言語学の2つの学位を取得した英語学習の専門家で、

①Applied Linguistic Science with the specialty of Methodology of Teaching Foreigner Languages (応用言語教育科学 外国語教育方法論):母国語と同等か、それに近いレベルに短期間で外国語でも到達するための教育法。

②Psycho-Linguistic(心理言語学):人がとくに新しい言語を習得する際の心理的葛藤(カルチャーショックやホームシックなど)や、言語の認知処理等、言語と心理的な側面を結びつきを研究する学問。

大学で学んだことを基に、通常はカナダやアメリカなどの主に多民族国家で、子どもを対象に行われているイマージョン・プログラム(Wikipedia)を応用して「大人が短期間で外国語を習得するための学習法」を開発し、教えている。

だからこの英語の勉強の仕方は、先生のレッスン以外では学ぶことができない。 

先生は英語・日本語・中国語・スペイン語・ロシア語・ポーランド語の6カ国語を話すマルチリンガルで、母国語である英語以外はすべて自身が確立した学習法を使って習得したとのことだった。

英語マンツーマンレッスンの様子

いつもレッスンを受けていたダウンタウンのカフェ

「英語の文化」を持っているとは言えなかった

その後、先生が

先生
文化とは、人々の考え方や価値観、行動パターン、ライフスタイル、そして人と人との関係性のことです。
と説明してくれたのだが、そう聞いても、それでもやっぱり自分がEnglish Culture(英語の文化)を持っているとは、思えなかった。

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このように、私は始めの頃、先生に聞かれる質問のほとんどに答えることができなかった。

まだまだリスニングも苦手で、先生が英語で話すことのすべてを聞き取れていたわけでもない。

だから途中で何度も

Cana
Sorry?(何て言いましたか?)
と聞き返したり、日本語で説明もしてもらいながら、体験レッスンは進んだ。

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これまでと違う英語の勉強をしてみようと思った理由

その体験レッスンで聞いたことは、私にとって初めて聞くようなことばかりだった。

それは例えば、

レッスンでは英語の「単語」や「文法」だけでなく、

英語の「文化や、

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発音」に、

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を学ぶ

とか、

英語を暗記しない。教科書も使わない。宿題もなければ、レッスン中ノートも取らない。

といったことだった。

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話を聞きながら、

英語を暗記しないって・・どういうこと?
と思ったし、

本当にそんなことができるのか?

とも思った。

けど現実として、中学高校の6年(大学も入れれば10年)かけて英語を勉強しても、英語が話せるようにならなかったのは事実だし、カナダでも語学学校に通って英語を3ヶ月勉強したが、今英語が話せるようになっていない。

だからこのまま同じ方法で英語を勉強し続けても、英語が話せるようになるとは思えない・・。

なのでその時は、正直本当にそんなことができるのかどうかはわからなかったが、この先生の言う「今までと違う、新しい英語の勉強の仕方」を試してみたい、とは思った。

今、当時のことを振り返ってみると。

・・・もし自分があそこで考え込んでしまって、何も行動に移さずにいたら・・・。

「石橋を叩いても渡らない性格」の人が何も準備せずワーホリを始める矛盾

日本で私は「石橋を叩いても渡らない性格だね」とよく言われていた。

何事も事前に入念に調べて、色々な人の意見を聞いて、それでやっと決断を下す。

だから自分が「おもしろそうだな。やってみたいな」と思ったとしても、他の人がどう思っているのかを聞かなければ不安で、最終的には自分よりも周りの人の意見を優先して、その間にチャンスを逃して後悔・・ということがよくあった。

大学生の時に「海外の大学との交換留学に応募してみようかな」と思ったことがあったのだが、その時も周囲の声

英語とCanaの専攻なんて全然関係ないのにそんなことする必要あるの?

とか

今行ったらシューカツの時期と重なって後々大変だよ

とか

留学したって英語が話せるようになるとは限らないよ。お金もったいなくない?

とかに惑わされて、結局応募しなかった。

でも「あの時やっぱり応募してみればよかった」という思いはずっと消えず、「してする後悔」よりも「しないでする後悔」の方がずっと大きい、ということを知ったのだった。

そういう自分を変えたいというのも、私がカナダでワーホリすることに決めた理由の一つだった。

余談だが・・
しかしその後、英語がまったく話せないのに「何とかなるだろう」で何も準備をしないままカナダに行ったのでは、「石橋を叩いても渡らない性格」とは到底言えないと思うようになった。

何事も事前に入念に準備するタイプの人でも、なぜか「英語が話せないままワーホリを始めても大丈夫」と思ってしまったのはなぜだろうか?

それは今となってはみんながそうしているから自分もそれでOK」と思ったとしか言えない・・。

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バンクーバーワーホリで英語を習得できた

今までしてきたような英語の勉強(単語や文法やイディオムを暗記)をこのまま続けても英語が話せるようになるとは思えなかった私は、「レッスンを受けてみよう」と思い、そこから3ヶ月のマンツーマンレッスンを受けるようになった。

すると現地で「あなたの英語は自然」と言われたり、「日本人っぽい英語じゃないから日本人だとは思わなかった」、「ネイティブかと思った」と言われることなどが増えていき、

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ワーホリが終わる頃にはとっくに

Cana
My second culture is English.
(私の2つ目の文化はEnglishです)
と、自信を持って言えるようになっていた。

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ABOUTこの記事をかいた人

加奈(Cana)

大学を卒業後、就職して働き始めるも学生時代から興味があった海外生活への興味が高まり、カナダのバンクーバーでワーキングホリデーを経験(2012年)。
現在は都内企業で英語を使う仕事をしています。
始めはカナダでも「日本式の英語の勉強=単語や文法の暗記」をしていたのですが、これで本当に英語が話せるようになるのか不安でした。 また周りにも同じように英語で悩んでいるワーホリメーカーや留学生がたくさんいました。 自分はワーホリに行く前「海外で生活したのに英語が話せない」という【ワーホリの定番】はしたくないと思っていたので、滞在中に書いていた日記をもとにこのブログを作りました。
趣味は、読書とハイキングと風景写真を撮ったり見たりすること。バンクーバーはとてもフォトジェニックな街だと思いました。
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