英語に努力は必要?英語で話すのが一気に楽しくなった勉強法

カナダのバンクーバー・サイエンスワールド

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英語で話すためには地道にコツコツ努力するしか道はないと聞くことがあるが、本当だろうか。

私はカナダで留学中、現地の人と時間を過ごす中で自然に英語を上達させることができた。

それはひたすら「楽しいこと」だったから、努力したという気がしない。

それにもし「地道にコツコツ努力するしか道はない」のだとしたら、日本では学校の授業で最低でも6年かけて英語を勉強するのに、それだけでは誰も英語が話せるようになっていないという事実をどう説明したらよいのだろうか?

努力が苦手だった自分

私は昔から努力というものがおよそできない子どもで、努力をして何かを成し遂げたという経験がなかったため、自分に何ができるのかわからないし、どうせ何をしてもだめなんだろうと高校くらいまでは思っていた。

まずは何にでも挑戦して、自分が好きなこと、興味があることを見つけるべきだったと今になっては思うけれど、人一倍他人の目を気にしていた当時の私には、どうしてもできなかった。

他人は自分のことなんてそこまで気にしていないし、たとえ失敗したって、恥をかいたって、笑われたって、死にはしない。

また次のことに挑戦すればよいだけではないかとそんな風に少しずつ考え方が変わっていったのは大学も卒業間近となったころに読んだ一冊の本のおかげで、それから私は自分が何に興味があるのか、真剣に考えるようになった。

大学在学中には交換留学に行ってみたいなと思ったのに、自分よりも周囲の声を優先して後悔した経験から学び、まだ「海外に行ってみたい」という気持ちだけで、どこの国に行きたいかもまだわからないくらいであったが、準備だけはしておこうと、就職すると同時に海外渡航のための貯金を始めた。

今度は、直前まで誰にも言わずにおこうと決めた。

カナダワーホリでは自分なりに「努力」したが・・

そこそこ貯金もでき、カナダでワーホリをすると決め、バンクーバーに到着した。

今思うと大きなミスだが、「何とかなるだろう」で英語が話せないままワーホリを始めた私は、すぐに後悔した。

英語全然できないまま語学留学するとどうなる?現地での経験

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当時どのくらい英語ができなかったかというと、空港で職員が何を言っているのかもわからず、危うくワーホリのビザをもらわずに外に出るところだったくらいのレベル。

バンクーバー空港に着いた時のこと

バンクーバー空港に着いた時のこと

「英語圏の国に住んでいるのに英語が話せない」とはどういうことなのか、そこで初めて痛感した私は、どうにかして英語が話せるようになりたいと思い、ダウンタウンにある語学学校(ESL)に通うことに決めた。

本気で英語が話せるようになりたい。日本では努力しなかった分、ここでは頑張ろう(そのために大金も払ったのだし・・)!

と思い、遅刻も無断欠席もせず、授業中寝ることもなく(!)、テストでも良い点を取り続けた。

補足
といっても現地の高校や大学などへの正規留学とは違い、語学学校はお金を払いさえすれば誰でも入学できるため、採点はめちゃくちゃ甘い。

そして3ヶ月後。

自分が「英語を話せている」という感覚は・・・なかった。

学校の(留学生の英語に慣れている)ネイティブの先生となら話ができるが、学校の外に一歩出るとネイティブとは話が続かない。

続かないどころか、見下されたような態度を取られたり、

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カフェで注文していても、なぜか冷たくあしらわれている感覚があった。

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普通の英語の勉強を止めたら、英語が話せるようになった

語学学校を卒業したら英語を使う仕事を現地でしたいと思っていたのだが、無償で働くボランティアでさえ英語力の不足のためにすぐに首になり、当時は英語を使って働くなど「夢のまた夢・・」という気がしていた。

カナダでワーホリ中にボランティアをしたら即クビになった話

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補足
私も現地に着いて驚いたのだが、バンクーバーには日本食レストランや土産物屋など「日本語をメインに使う職場」がたくさんあった。そして、語学学校を卒業したクラスメートたちがそういった場所でたくさん働いていた。

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注意
海外で語学学校に通って英語を勉強しても、内容自体は日本の学校の英語の授業と変わらない。

クラスメートが10~15人もいるから授業内で話すチャンスはなかなかなく、大半の時間は先生の話を「リスニング」し、教材を使って単語や文法を「暗記」する「日本式の英語の勉強」で、違うのは先生がネイティブだから授業が全て英語で進むということくらいだった。

だから3ヶ月やそれ以上学校に通っても、英語が「思ったほど話せない」と悩んでいる人にたくさん出会った。

「海外で英語を勉強しても話せるようにならないなんて信じられない」と思う人は、ぜひ「ワーホリ 失敗」や「留学 失敗」でググってみてほしい。

カナダで「日本式の英語の勉強」をしていた頃

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そんな時、知り合いから英語をマンツーマンレッスンで教えている先生がいると聞き、そのレッスンを受けるようになった。

驚いたことにそのレッスンでは教科書もないし、ノートを取ることもなければ、宿題もなかった。

なぜなら英語が話せるようになるのに一番必要なのは「暗記」ではなく、「経験」だから。

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補足
私がカナダでワーホリ中にマンツーマンレッスンで英語を習った先生は、オーストラリアのメルボルン大学でLinguistic Science(言語教育科学)という学問を修め、言語学の2つの学位を取得した英語学習の専門家で、

①Applied Linguistic Science with the specialty of Methodology of Teaching Foreigner Languages (応用言語教育科学 外国語教育方法論):母国語と同等か、それに近いレベルに短期間で外国語でも到達するための教育法。

②Psycho-Linguistic(心理言語学):人がとくに新しい言語を習得する際の心理的葛藤(カルチャーショックやホームシックなど)や、言語の認知処理等、言語と心理的な側面を結びつきを研究する学問。

大学で学んだことを基に、通常はカナダやアメリカなどの主に多民族国家で、子どもを対象に行われているイマージョン・プログラム(Wikipedia)を応用して「大人が短期間で外国語を習得するための学習法」を開発し、教えている。

だからこの英語の勉強の仕方は、先生のレッスン以外では学ぶことができない。 

先生は英語・日本語・中国語・スペイン語・ロシア語・ポーランド語の6カ国語を話すマルチリンガルで、母国語である英語以外はすべて自身が確立した学習法を使って習得したということだった。

英語マンツーマンレッスンの様子

いつもレッスンを受けていたバンクーバーのカフェ

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そうやって英語を学ぶようになってから、私はそれまで1人もいなかったカナダ人の友達ができるようになり、毎日学校とホームスティ先の往復だった私の行動範囲や生活が、大きく変わっていった。

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「楽しい」からこそ英語は上達する

思えば、私はカナダで最初の3ヶ月間、教室にこもって英語を勉強していたが、自分が「英語を話せている」とは思えなかった。

でもその後、マンツーマンレッスンで暗記も教材も筆記用具も宿題もなしで英語を学び、そのレッスンはたしかに「ラク」ではなかったが、「つまらない」とか「退屈」と思ったことは一度もなく、毎回新しいことを学べるのが楽しみだった。

補足
レッスンは、毎回今までに習ったことがないことを学び、その場ですぐに使ってみるという内容であったため、今までに使ったことがない脳の部分を使う感じというか、レッスンが終わると「糖分がほしい・・」とよく思ったものだった。

そしてレッスンの中で習ったことをレッスンの「外」でも、カナダ人の友達やその紹介で知り合う人などと会話する中で使いまくった。

すると同じ3ヶ月で今度は現地の人と楽しくおしゃべりしたり、ネイティブの友達ができたり、「あなたの英語は日本人ぽくない」と言われたりするようになっていた。

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私にとって、「教室の中で英語を勉強すること」は「しなければいけないこと(義務)」でしかなかった「カナダ人の友達と一緒に時間を過ごすこと」は義務でもなんでもなく「自分が楽しいからこそしていたこと」。

義務で英語を勉強するのは苦痛でしかなかったけれど、自分の意思で英語を学び、ネイティブと会話しながら英語を伸ばしていくのは全く苦痛ではなかった。

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まとめ

「努力」というと、私は辛くて苦しくて退屈なものだと思っていた。

英語で話すためには地道にコツコツ努力するしか道はない。

もし本当にそうするしか方法はないとしたら、それはたしかに辛くて苦しくて退屈なことだろうと思う。

カナダに来てまで、日本でずっとしてきたことと同じこと(教室の中で英単語を覚えたり文法書を読んだり=日本式の英語学習)をするのではなく、外に出てカナダ人の友達と時間を過ごして、自分とは違うバックグランドをもつ人たちの考え方や価値観や行動の仕方(=文化)を身近で見て学ぶこと。

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私にとってそれは、つらいことでも苦しいことでも退屈なことでもなく、ただただ「楽しいこと」だった。

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ABOUTこの記事をかいた人

加奈(Cana)

大学を卒業後、就職して働き始めるも学生時代から興味があった海外生活への興味が高まり、カナダのバンクーバーでワーキングホリデーを経験(2012年)。
現在は都内企業で英語を使う仕事をしています。
始めはカナダでも「日本式の英語の勉強=単語や文法の暗記」をしていたのですが、これで本当に英語が話せるようになるのか不安でした。 また周りにも同じように英語で悩んでいるワーホリメーカーや留学生がたくさんいました。 自分はワーホリに行く前「海外で生活したのに英語が話せない」という【ワーホリの定番】はしたくないと思っていたので、滞在中に書いていた日記をもとにこのブログを作りました。
趣味は、読書とハイキングと風景写真を撮ったり見たりすること。バンクーバーはとてもフォトジェニックな街だと思いました。
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