留学で英語が話せるようになるまでにすべきはアウトプットの勉強

図書館で勉強している人

図書館で勉強している人イメージ

留学で英語が話せるようになるまでにすべきはインプット(暗記)ではなくアウトプット(英語を口から出す)の勉強。

留学中にひたすら単語や文法やTOEICの参考書を暗記していた頃は、英語が話せていると思えなかった。

けれど英語を口から出して実践的に使う勉強をするようになってから、現地の人からも英語を褒められることが増えていった。

ペーパーテストで良い点を取るためには、単語や文法を大量に覚えたり、TOEICの本を丸暗記するのが効果的かもしれない。それはつまり英語をインプット=英語を暗記して頭の中に「入れる」こと。

でも英語で話すためには「アウトプット」=英語を口から「出す」ことが必要なのだった。

留学で英語が話せるようになるまでにしていた勉強

カナダでワーホリ留学して気づいたことは、

ペーパーテストで良い点を取るための暗記する勉強(インプット)

と、
英語で話すための勉強(アウトプット)
は、
完全に別物

ということ。


けれどそれに気づくまでは、自分がこんなに長い間英語を勉強してきて話せない理由が、
まるでわからなかった。

日本の学校の授業ではひたすら英語をインプット(頭に入れる)するが、アウトプット(口から出す)の機会は、滅多にない。

だから日本では中学高校の6年間も英語を勉強するが、それだけで話せるようになる人など1人もいない。

けれどそれでも、カナダで語学学校(ESL)に通い始めた時には、

これから3ヶ月、毎日英語を勉強すれば英語は話せるようになるはず・・!?

と思っていた。

そして3ヶ月間、朝から夕方まで英語を勉強し、放課後や週末までも図書館に行ったりして、英語を勉強した。

だけど卒業する頃になっても、自分が英語を話せている気がしない。

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学校内で(留学生の英語に慣れている)ネイティブの先生や同じ留学生のクラスメートとなら話ができても、学校の外に一歩出るとネイティブとは話が続かない。

続かないどころか、見下されたような態度を取られたり、

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カフェで注文していても、なぜか冷たくあしらわれている感覚があったり・・。

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注意
海外で語学学校に通って英語を勉強しても、内容自体は日本の学校の英語の授業と変わらない。

クラスメートが10~15人もいるから授業内で話すチャンスはなかなかなく、大半の時間は先生の話を「リスニング」し、教材を使って単語や文法を「暗記」する「日本式の英語の勉強」で、違うのは先生がネイティブだから授業が全て英語で進むということくらいだった。

だから3ヶ月やそれ以上学校に通っても、英語が「思ったほど話せない」と悩んでいる人にたくさん出会った。

「海外で英語を勉強しても話せるようにならないなんて信じられない」と思う人は、ぜひ「ワーホリ 失敗」や「留学 失敗」でググってみてほしい。

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悩んでいたところ、知り合いから聞いてマンツーマンの英語レッスンを受けるようになった。

英語を受身で学ぶ=パッシブスピーカー

その英語レッスンが始まったばかりの頃のこと。

レッスン中に先生からこう言われた。

先生
Canaさんはもう少し
PASSIVE SPEAKER(パッシブ スピーカー)

ではなく
ACTIVE SPEAKER(アクティブ スピーカー)
になったほうが良いですね
と。

私は意味が理解できず、

Cana
それ、何ですか?
と聞いた。

なんでも、先生がオーストラリアのメルボルン大学で専攻していた言語教育学という学問では、

英語を学ぶ人の2つのタイプ
言語を学ぶ過程において

学んだことを使うチャンスをただ待っているだけの人を「パッシブ スピーカー:PASSIVE SPEAKER(受動的な/受身の話し手)」と呼び、
学んだことを使うチャンスを自ら創り出すことができる人のことを「アクティブ スピーカー:ACTIVE SPEAKER(能動的な/自発的な話し手)」と呼ぶ
とのことだった。

補足
私がカナダでワーホリ留学中にマンツーマンレッスンで英語を習った先生は、オーストラリアのメルボルン大学でLinguistic Science(言語教育科学)という学問を修め、言語学の2つの学位を取得した英語学習の専門家で、

①Applied Linguistic Science with the specialty of Methodology of Teaching Foreigner Languages (応用言語教育科学 外国語教育方法論):母国語と同等か、それに近いレベルに短期間で外国語でも到達するための教育法。

②Psycho-Linguistic(心理言語学):人がとくに新しい言語を習得する際の心理的葛藤(カルチャーショックやホームシックなど)や、言語の認知処理等、言語と心理的な側面を結びつきを研究する学問。

大学で学んだことを基に、通常はカナダやアメリカなどの主に多民族国家で、子どもを対象に行われているイマージョン・プログラム(Wikipedia)を応用して「大人が短期間で外国語を習得するための学習法」を開発し、教えている。

だからこの英語の勉強の仕方は、先生のレッスン以外では学ぶことができない。 

先生は英語・日本語・中国語・スペイン語・ロシア語・ポーランド語の6カ国語を話すマルチリンガルで、母国語である英語以外はすべて自身が確立した学習法を使って習得したということだった。

英語マンツーマンレッスンの様子

いつもレッスンを受けていたバンクーバーのカフェ

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また先生は、日本人だけでなく中国人や韓国人、それにメキシコやヨーロッパ、南米出身の生徒なども教えており、そこからわかったこととして

アジアとヨーロッパ・南米の英語の学び方の違い

「アウトプット(英語で他人とコミュニケーションをとること)」を重視する教育をしているメキシコやヨーロッパ、南米出身の生徒に比べ、

「インプット(英語を暗記して頭の中に入れること)」を重視する教育をしている日本や韓国・中国出身の生徒は、「パッシブ スピーカー」である確率が高い。

とのことだった。

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日本で「インプット」重視の英語の勉強

自分が日本で通った小学校から大学の授業を思い出してみても、生徒が活発に議論したり、発言したりするような授業は、滅多になかった。

そもそも授業中、活発に発言するような生徒は、先生からもクラスメイトからも(どちらかと言うと)疎まれていたような気がする。

それよりも黙って先生の話を聞き、きれいにノートをとっている生徒が「優等生」だった印象がある。

考えてみると私は、小学校から大学までの16年間も(!)そういう授業を日本で受けていた。

だからカナダで語学学校に通い始め、メキシコやヨーロッパ・南米出身の生徒と同じクラスになることがあると、彼らが授業中もめっちゃよくしゃべることにびっくりした。

補足
一方、クラスの大半を占める日本人や韓国人留学生は(自分も含め)、授業中はとても静かだった。

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カナダでも「インプット」中心の英語の勉強

語学学校(ESL)の授業イメージ

語学学校(ESL)の授業イメージ

日本で「インプット中心の英語の勉強」だけに慣れていた私は、知らず知らずのうちにそれをカナダでも続けていた。

語学学校の授業では、教科書や問題集に出てくる単語や文法やイディオムを「暗記」して、大半の時間は先生の話を聞いていた。

放課後は図書館やカフェに行って授業の復習や宿題をし、家に帰っても(英語の)映画や動画をみたり、音楽を聞いたりしていた。

そうやって英語をひたすらインプット(英語を頭の中に入れること)したら、それが「実際に使えそうな状況」がやってくるまで、基本的にはただ待っていた。

カナダで経験した語学学校の授業
  • 先生1人に対し10人以上の生徒がいる集団授業で、
  • 大半の時間は教科書を使って単語や文法やイディオムを暗記し、
  • あとは先生の話を聞く!

インプット→「アウトプット」の英語の勉強へ

カナダで語学学校に3ヶ月通ったものの、そこでも日本でずっとしていたような英語の勉強をくり返していたので、卒業する頃になっても自分が英語を話せているという気がせず、その後マンツーマンの英語レッスンを受けるようになった。

そのレッスンでは、それまでしてきたような英語の勉強とは違って
「単語」や「文法」だけでなく、

英語の「文化」や、

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を習った。

そして習ったことは、まずレッスンの中ですぐに使うことができた。(=アウトプット)

また先生からは

先生
このレッスンで習うことは、実生活の中でもどんどん使ってくださいね。

習ったことを使うチャンスは、ただ待っているのではなく、自分で創り出すものですよ。

とも言われていたから、レッスンの「中」だけでなく、レッスンの「外」でも使っては、相手の反応を見て・・ということを毎日のようにしていた。

そうするうちに、それまで1人もいなかったカナダ人の友達ができるようになったり、

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現地の人から

あなたの英語は自然ね

と言われたりするようになっていた。

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自分と同じような文化(考え方や価値観)を持つ語学学校の友達だけでなく、自分とは全然違う考え方や価値観(文化)とバックグラウンドを持つ現地の友達ができるようになるにつれ、ホームステイ先と学校の往復だけだった現地の生活も(現地の友達は車を持っているということもあり)行動範囲が大きく広がり、と、

ESLってなんて「小さな世界」だったんだろう・・

と思った。

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受身の選択はもったいない!

またレッスンが進むにつれ、自分がパッシブ(受身)だったのは英語の勉強に対してだけではなかったということにも気がついた。

カナダに行く前の私は、

海外で生活してみたい。とにかく英語が話せるようになりたい!

という思いだけはあったが、英語が話せるようになって、「それでその後は何がしたいのか?」ということはあまり深く考えていなかった。

注意
今となってはよくそんなことができたな・・と思うが、その頃私は英語も話せないし、渡航前バンクーバーについても漠然としたイメージ(自然が多い、夏以外は雨がよく降る、アジア人が多い・・?)しか持っていなかった。

それでも「まあ・・何とかなるだろう」でバンクーバーに行った。

よってこれを読んでいる人には、事前に英語も生活の準備もしっかりしてからワーホリ・留学を始めることを強くお勧めする。

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そうすれば現地に着いてすぐに英語を使う仕事を始めたり、現地の友達を作ったり、興味のあるボランティアを始めたりと、海外で過ごせる貴重な時間を最初から有効に使えるから。

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そしてカナダに着いたら、英語を話したいのはやまやまなのに話せないというストレスに直面した。

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英語もろくに話せず、バンクーバーで自分が何をしたいのかよくわからないし、何ができるのかもわからない。

そんな自分が今ここでできることなんて、学校に通うことくらいしかない・・とも思った。

そして周囲の人からも言われる通り、語学学校にとりあえず3ヶ月通うことにした。

・・・それは完全に「受身」の選択だった。

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日本で中学高校と6年間もしてきて、それでも話せるようになってない英語の勉強の仕方を、場所だけ変えて海外で続けても、英語が話せるようにはならないのだから。

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まとめ

今、ずっと英語を勉強しているにも関わらず「話せない」と感じている人は、英語をインプットすることばかりでアウトプットしていない、ということはないだろうか?

そしてその「暗記した知識が使えそうな状況」がやってくるまで、ひたすら待っている、ということはないだろうか?

カナダでワーホリ留学を始め、語学学校に通っていたころの私はまさにそういう状態だった。

パッシブ(受身)で他人の言うことに従っているだけ、チャンスが訪れるのをただ待っているだけの人

アクティブ(自発的)で自分のしたいことが何かわかっていて、自分から動ける人
とでは、英語の上達だけでなく、海外で経験できることや得られることが大きく違ってくるということを、自分もカナダで留学中に経験して感じた。

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ABOUTこの記事をかいた人

加奈(Cana)

大学を卒業後、就職して働き始めるも学生時代から興味があった海外生活への興味が高まり、カナダのバンクーバーでワーキングホリデーを経験(2012年)。
現在は都内企業で英語を使う仕事をしています。
始めはカナダでも「日本式の英語の勉強=単語や文法の暗記」をしていたのですが、これで本当に英語が話せるようになるのか不安でした。 また周りにも同じように英語で悩んでいるワーホリメーカーや留学生がたくさんいました。 自分はワーホリに行く前「海外で生活したのに英語が話せない」という【ワーホリの定番】はしたくないと思っていたので、滞在中に書いていた日記をもとにこのブログを作りました。
趣味は、読書とハイキングと風景写真を撮ったり見たりすること。バンクーバーはとてもフォトジェニックな街だと思いました。
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