留学が失敗になる理由はこれ!経験者だからこそわかること

カナダ・バンクーバーのイングリッシュベイ

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留学の失敗とは何だろうか?

もし英語の習得が「留学の目的」なら、失敗とは「英語が話せないまま帰国すること」になるが、そうなってしまう理由はどこにあるのだろうか。

私は留学を始めた時英語が全くできず苦労したけど、最終的にはTOEIC970点取れ、帰国後の就職にも大いに役立った。

留学が失敗になる原因とは?

まずこれは自分がカナダでワーホリ留学するまであまり深く考えなかったことなのだが、学校の英語の成績がどんなに優秀でも、TOEICが高得点でも、英語が話せない人はザラにいる。

なぜなら

ペーパーテストで点を取るための英語の勉強
と、
話すための英語の勉強
はまったくの別物だから。

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カナダでのワーホリ留学に出発する直前、大学の友達と飲みに行ったときのこと。

乾杯の前に

いいな〜、カナダかぁ。
私も海外行ってみたいと思うけど、英語なんて一番苦手だし。
英語が成績いつも一番悪かったもん。Canaはカナダでがんばってきてね!

と、言われた。

私はその時、

ん? 英語が話せるかどうかということと学校の成績は関係あるのか?

と一瞬思ったのだけど、直後に話題が変わったのでその時はあまり深く考えなかった。

でも今思うと、これってけっこう重要なことだと思う。

私とその友達は違う高校だったから彼女の場合はどうかわからないけれど、大学に入るまで私は自分の知り合いの中に

英語が話せる日本人
なんて一人もいなかった。

だからテレビなどで英語を話している日本人を見る度

英語が話せるなんてきっと頭良いんだろうなあ・・

と羨望の眼差しで見ていた。

でもその後カナダでワーホリ留学を経験した今の私には、

「頭が良い=成績が良い=英語が話せる」・・わけではない
とよくわかる。

成績が良い=頭が良い=英語が話せるじゃない理由

たしかに高校までの私は「頭が良い=成績が良い」だと思っていた。

でも大学に入ってから広がった人間関係によって、「頭が良い=成績が良い」では必ずしもないということにやっと気がついた。

なぜなら自分が「この人すごい・・!」と思った人たちと話してみると、

高校では追試をよく受けていた

とか

通知表にはアヒル (2)が並んでいた

とか、笑いながら言われたから。

彼らは成績なんて別に気にもしていないようで、そこで初めて私は

「頭が良い≠成績が良い」もあり得る
ということを学んだ。

さらに大学では帰国子女と呼ばれる「英語が話せる日本人」にもちらほら出会うようになったのだが、とくに彼らの成績が優れているなんてウワサも聞かなかった。

そこから

もしかしたら英語が話せるということと成績の良し悪しなんて関係ないのかもしれないなあ・・

と思うようになっていった。

とは言え、私もカナダに行くまでは英語が話せなかったので、

英語が話せること
学校の成績
の関係についてはっきりした考えは持っておらず、友達がそう言った時も何となく聞き流してしまった。

でも今は

英語が話せること
学校の成績
には関係がないとはっきり言える。

なぜなら、日本で「教科書丸暗記系」の学校での成績なんて、どんなにがんばっても「そこそこ」だった私でも英語が話せるようになったから。

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そもそも日本で学校の成績が優秀な人たちが、みんな英語が話せるかというと、そんなことはない。

というか、日本ではほとんどの人が中学・高校の6年間は英語を勉強する(今は小学校からだからもっと長い)けど、それだけで英語が話せるようになる人なんて1人もいない。

成績は悪いが英語ペラペラVS成績は良いが英語を話せない

ちなみに私がカナダでワーホリ中に出会った日本人の中には、

学校の勉強がめちゃくちゃ苦手。だから学校というものがキライで語学学校(ESL)にも行かなかったしTOEICなんかの英語のテストなんて受けたこともない。
でも英語はペラペラ!

な人もいれば、

日本の有名大学を卒業し、TOEICのスコアも高く、カナダで語学学校にも通ってそこでの成績も抜群!
でも話せない。

人もフツーにいた。

・・成績なんてカンケーない。

もう一度言う。

学校の成績が良い=頭が良い=英語が話せる
ではなく、

学校の成績が良い 頭が良い 英語が話せる
である。

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ここで考えてみてほしいのだが、もしこれらがすべて「=」だとしたら、世界中の英語が話せる人は、1人残らず学校の成績が良く、頭が良いということになる。

となると、世界に何億人といる「イングリッシュネイティブスピーカー」は全員、1人残らず学校での成績が良く、頭が良い、ということになってしまう。

英語の習得に能力や頭の良しあしは無関係

自分の周りにいる人たちが「英語を話す環境」の中に生まれて、そこで育てば、「頭の良し悪し」や「学校の成績」や「IQ」などには関係なく、誰だって「英語」が話せるようになる。

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それはちょうど、自分の周りにいる人たちが「日本語を話す環境」で生まれて育った私たちが、学校の勉強が得意かどうかなどには関係なく、全員、とくに苦労を感じることもなく「日本語」を身につけることができたのと同じである。

なぜなら母国語の場合には、まだ言葉も発せない小さな子どもの頃から「言語の学ぶべき5つの分野」を、1つもスキップすることなく自然な順番で学ぶことができるから。

大人が英語を話すための勉強方法

では英語が母国語ではない人が、大人になってから英語が話せるようになりたい場合はどうすればよいのかと言うと、もう一度、自分が母国語を学んだ時と同じようにすればよいだけ。

日本で生まれてから小学校に入るまでの6〜7年間に、自分では意識することもなく、周囲の人たちの話し方や行動の仕方を見聞きする中で自然に学んでいた「日本語の文化」や「発音」や「日本語の話しことば」の代わりに、
今度は「
英語の文化」と「発音」、それに、ネイティブみたいに自然で大人っぽい英語を話すための「英語の話しことば」をまず学べば良い。

そうして、小学校に入ってから初めて日本語の「文法」や「単語」を勉強したのと同じように、後から英語の「文法」や「単語」を学ぶこと。

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私はカナダでワーホリ留学していた時、はじめは語学学校(ESL)に通い、日本の中学や高校でずっとしてきたような英語の勉強(日本式の英語の勉強)を3ヶ月間くり返していた。

つまり、10人以上いるクラスメイトと一緒に、授業時間の大半は先生の話を聞き、教科書を使って単語や文法を暗記していた。

結果、カナダで3ヶ月たっても「自分が英語を話せている」とは、思えなかった。

というのも、学校の中で「留学生の英語に慣れているネイティブの先生」「自分と似たような発音や文法のミスをする日本人や韓国人の留学生」となら話せるし、友達にもなれる。

でも学校を一歩「外」に出ると、ネイティブとは話が続かない。

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続かないどころか、見下されたような態度を取られたり、

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カフェで注文していても、なぜか冷たくあしらわれたり・・。

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無給のボランティアでさえ、英語力が足りずにすぐクビになった。

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というのも
学校で習う教科書の英語
と、
現地のネイティブが話す英語
には違いがあるのだが、そういったことも当時はわからなかった。

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だからたまに語学学校の「外」でネイティブの人と話す機会があったとしても、会話を続けること自体が難しかった。

注意
海外で語学学校に通って英語を勉強しても、内容自体は日本の学校の英語の授業と変わらない。

クラスメートが10~15人もいるから授業内で話すチャンスはなかなかなく、大半の時間は先生の話を「リスニング」し、教材を使って単語や文法を「暗記」する「日本式の英語の勉強」で、違うのは授業が全て英語で進むということくらいだった。

語学学校(ESL)の授業イメージ

語学学校(ESL)の授業イメージ

だから3ヶ月やそれ以上学校に通っても、英語が「思ったほど話せない」と悩んでいる人にたくさん出会った。

「海外で英語を勉強しても話せるようにならないなんて信じられない」と思う人は、ぜひ「ワーホリ 失敗」や「留学 失敗」でググってみてほしい。

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でもその後、マンツーマンの英語レッスンで今度は英語の「文化」から習うようになり、
そうしたら同じ3ヶ月で今度は現地の人と楽しくおしゃべりしたり、
ネイティブの友達ができたり、

あなたの英語は日本人ぽくない

と言われたりするようになっていた。

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補足
私がカナダでワーホリ留学中にマンツーマンレッスンで英語を習った先生は、オーストラリアのメルボルン大学でLinguistic Science(言語教育科学)という学問を修め、言語学の2つの学位を取得した英語学習の専門家で、

①Applied Linguistic Science with the specialty of Methodology of Teaching Foreigner Languages (応用言語教育科学 外国語教育方法論):母国語と同等か、それに近いレベルに短期間で外国語でも到達するための教育法。

②Psycho-Linguistic(心理言語学):人がとくに新しい言語を習得する際の心理的葛藤(カルチャーショックやホームシックなど)や、言語の認知処理等、言語と心理的な側面を結びつきを研究する学問。

大学で学んだことを基に、通常はカナダやアメリカなどの主に多民族国家で、子どもを対象に行われているイマージョン・プログラム(Wikipedia)を応用して「大人が短期間で外国語を習得するための学習法」を開発し、教えている。

だからこの英語の勉強の仕方は、先生のレッスン以外では学ぶことができず、レッスンは「暗記なし・教材なし・宿題なし」英語のスピーキングを伸ばすことにフォーカスした内容になっていた。

先生自身は英語・日本語・中国語・スペイン語・ロシア語・ポーランド語の6カ国語を話すマルチリンガルで、母国語である英語以外はすべて自身が確立した学習法を使って習得したということだった。

また大学時代に文部科学省奨学金留学生として筑波大学で交換留学していたこともあるため日本の文化にもかなり詳しく、大学卒業後に早稲田大学や東京外国語大学で言語教育の講演をしたこともあるそう。

英語マンツーマンレッスンの様子

いつもレッスンを受けていたバンクーバーのカフェ

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「自分は頭が悪い」と思っていたが英語は話せるようになった

自分は

頭が悪い
学校の勉強は苦手
英語の勉強はムズカシイ

ずっとそう思っていたけれど、そのレッスンでは英語を「暗記」するのではなく「経験」する方法で英語を学んだ。

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「暗記」した知識はすぐに忘れてしまうけれど、「経験」して学んだことは時間が経っても忘れない。

だから私は帰国後、英語「で」勉強することはあっても、英語「を」勉強したことはない。

それでも帰国してしばらくして受けたTOEICではほぼ満点の970点が取れた。

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まとめ

もし自分があのままカナダの語学学校で「日本式の英語の勉強」を続けていたとしたら、私はきっと今でも英語に苦手意識を持っていて、帰国してからも英語を勉強し続けていたことだろうと思う。

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だからカナダでワーホリ留学をして、現地で学校とはまったく違う勉強の仕方で英語を学ぶことができたのは、とてもラッキーだったと思っている。

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ABOUTこの記事をかいた人

加奈(Cana)

大学を卒業後、就職して働き始めるも学生時代から興味があった海外生活への興味が高まり、カナダのバンクーバーでワーキングホリデーを経験(2012年)。
現在は都内企業で英語を使う仕事をしています。
始めはカナダでも「日本式の英語の勉強=単語や文法の暗記」をしていたのですが、これで本当に英語が話せるようになるのか不安でした。 また周りにも同じように英語で悩んでいるワーホリメーカーや留学生がたくさんいました。 自分はワーホリに行く前「海外で生活したのに英語が話せない」という【ワーホリの定番】はしたくないと思っていたので、滞在中に書いていた日記をもとにこのブログを作りました。
趣味は、読書とハイキングと風景写真を撮ったり見たりすること。バンクーバーはとてもフォトジェニックな街だと思いました。
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