カナダで受けたカルチャーショックの例!日本は◯◯の国だった

カナダ・バンクーバーのスタンレーパーク

カナダ・バンクーバーのスタンレーパーク

カナダで受けたカルチャーショックの例。
考え方や価値観・人と人との関係性(=文化)の違う国で暮らすことで、日本での「当たり前」が海外では違うということに改めて気づいた。

カナダで受けたカルチャーショックの例

カナダでワーホリ留学を始め、(語学学校で知り合う日本人や韓国人の留学生ではない)現地の友達ができるようになると、こんな出来事があった。

レストランで食事するとき

その日は、カナダ人の友達と一緒にダウンタウンにあるタイ・レストランにディナーに行った。

皆であれこれ言いながらメニューを見て、ひとまず各自が一品ずつ選び、他にサラダと前菜をいくつかオーダーすることに決まった。

そこでServer(サーバー:食事を運ぶ人のこと)を呼び、数分して、まず最初に大皿に入ったサラダが運ばれてき、席の真ん中近くに座っていた私の前に置かれた。

カフェ・イメージ

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私は

みんなにサラダを取り分けてあげよう

と思い、小皿とフォークを引き寄せた、その時。

隣に座っていたカナダ人男性の友達が

(そのフォーク)かして? 
僕がやるよ。
Ladies first(レディースファースト)だからね。

と言って、全員分のサラダを取り分け始めたのである。

こういったときには、女性が「気を利かせて」料理を取り分けるものとばかり思っていた私は戸惑い、

Cana
えっ、私が取り分けるよ〜
と言ったものの、

No No (いいから、いいから)

と制止された。

さらに料理は先に女性から渡してくれるので、最後の男性の分が配られるまで食べるのを待っていたら、

ほら、食べて食べて!

Ladies first!

と笑顔でまた言われ、私は「カルチャーショック」を受けた。

パブでビールを飲むとき

また別の日、別のメンバーでパブに行き、大きなピッチャーでビールを頼んだ時のこと。

補足
カナダ人はビール大好きだし、酒に強い人が多い。
今度も運ばれてきたピッチャーのすぐ前に座っていた私は、

皆のグラスにビールを注いであげよう

と思い、ピッチャーに手を伸ばした。

するとやっぱり、カナダ人男性のうちの一人が、

(そのピッチャー)ちょうだい

と言って、その人が全員にビールを注いで渡してくれた。

補足
ピッチャーの場合は別だが、カナダでは基本的に「お酌」という文化はないので2杯目以降は各自が自由に、自分のタイミングで好きな酒を飲む。
ただし、たとえカナダのレストランやパブにいようとも、日本人同士で来ていると思われるグループの場合は、やはり女性が料理を取り分けたりお酒を注いでいるのを度々見かけた。
そんな時私は、カナダの中にある「小さな日本」を感じた・・。

他、カナダと日本の文化の違いを感じたこと

他にも、

ああ、私は日本ではこれを当然のように自分がやっていたけど、カナダではしなくていいんだなぁ

と思ったことが、色々ある。

例えば・・
  • 男性と女性が店や家に一緒に入ろうとするときは、男性がドアを開ける。
  • 車の運転席に男性が座る場合、女性が助手席に乗り込むときは男性がドアを開ける。
  • エレベーターに男性と女性が乗り合わせたら、ドア開閉のボタンを押したり最後にエレベータを降りるのは多くの場合が男性。
  • 女性が重い荷物を持っていたら、頼まなくても男性が持ってくれる。
などなど。
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カナダ人の友達ができるようになると?

私はもともと、カナダのバンクーバーでワーホリ留学を始めた当初は、語学学校(ESL)に3ヶ月通って英語を勉強していた。

だけど、卒業する頃になっても自分が「英語を話せている」という気がしない。

悩んでいた時、知り合いからマンツーマンレッスンで英語を教えている先生がいると聞き、その先生のレッスンを受けるようになった。

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そこで、語学学校の授業とは違って、英語の「文化」や、「ネイティブみたいに自然で大人っぽい英語を話すための英語の話しことば」を学ぶようになった。
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すると徐々に「英語が話せている」と感じられるようになっていき、それまで1人もいかなった現地の友達が徐々にできるようになっていった。
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カナダで初めて学んだ「レディースファースト」の意味

さて、冒頭のディナーの次の日、マンツーマンの英語レッスンで、私は早速その話を先生にした。

補足
レッスンでは毎回テーマなどは決まっておらず、自分が話したいことだけを、レッスンで習う英語の話しことばなどを使いながら、自由にしゃべることができた。
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すると
先生
なるほど、、いい機会なので、今日は「Ladies first」についてのレッスンをしましょう。

まず聞いてみたいのですが、Canaさんは「Ladies first」の意味を知っていますか?

と聞かれた。

私はそれまで「レディースファースト」の意味など考えたことがなかったので、

Cana
え、え〜と・・何て言ったらいいんでしょう・・

なんとなく、女性をリスペクト(Respect)するっていう感じ? ですかねぇ・・

としどろもどろ答えた。

すると

先生
う〜ん、 Respectとはまた違いますかねぇ。

「Ladies first」というのは、
「Take care of Ladies」ということです

と先生。

Take care of Ladies = 女性を世話する、大事にする、注意を払う
Cana
Take careか・・ ふ〜む、なるほど。そういう意味だったんですね
と感心していたところ
先生
カナダは日本に比べたらずっと「Ladies first」だとは思いますが、基本的に北米は「Buddy(バディ:相棒、友達) Culture」 と言えると思います。

男女平等の意識がより強いです。

ちなみにヨーロッパはカナダよりもっとずっとLadies firstですよ。

もしカナダで「Ladies first」と感じるなら、Canaさんはヨーロッパに行ったら自分はお姫様になったみたいに感じると思いますよ!

とのことだった。

日本はレディースファーストどころか「メンファースト」

さらに、学生時代に日本に留学していたことがあり、日本語もペラペラかつ日本の文化も良く知っている先生からは

先生
日本は「Men First(メンファースト)」の国だと思いますね
と、何とも衝撃的なことを言われた。

Cana
メンファースト!? 
そんな言葉、初めて聞いたんですが・・

しかし考えてみると、たしかに日本では女性が店のドアを開けることがよくあるし、エレベーターのボタンを率先して押すのも大体の場合女性だし、料理を取り分けるのもまず女性だし、酒の席でお酌をするのも「女性の役割」という空気がある。(そんでもってもし女性がこれをしない場合、「気が利かない女」という烙印を押されること必至。)

日本で生まれて20年以上暮らしてきた自分にとっては、それが「当たり前」すぎてほとんど意識することもなかったが、言われてみればたしかに日本は「メンファースト(男性優位)≠ 男尊女卑」の社会だなぁ・・と感じた。

補足
世界経済フォーラム(WEF)が、世界各国の男女平等の度合いを調査した「ジェンダー・ギャップ指数」(2017年版)でも、日本は114位。一方、カナダは16位になっている。

・日本経済新聞(2017/11/2)
日本114位、過去最低 世界の男女平等ランキング
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22985930R01C17A1CR8000/

・World Economic Forum
The Global Gender Gap Report 2017
https://www.weforum.org/reports/the-global-gender-gap-report-2017

女子はご飯を作って当たり前?

そういえばこんなこともあった。

まだカナダにいた時、中学の友達から「今度仲良かったメンバーで集まろ~!」というメッセージがSNSで届き、私は残念ながら参加できないものの、お誘いはありがたく、

日にちはいついつで・・
何時ぐらいに集まって・・
誰かの家で持ち寄り式はどうだろうか・・
と話が進んでいくのを「ああ楽しそうだな~」と思いながら見ていた。

すると、家を提供してくれるらしい男子が、

じゃあメンズは酒とか飲み物を買い出しに行こう!
女性は何かメシ作って持って来てね✩

と言い始めたではないか。

・・びっくりした。

私はカナダで、Farewell party(送別会)、Birthday party(誕生日会)、Home Party(ホームパーティ)、BYOB party(Bring Your Own Bottle:飲み物持参パーティ)などなど、色んなパーティに参加した。

ホームパーティ

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食べ物を持っていったことも飲み物を持っていったことも、どちらも何度もあるけれど、性別で持参物を区別されたことは一度もない。

男性は飲み物を買えばOKで、女性は食事を作れ、って・・。

「何じゃこの性差別は? ていうか私は参加できなくてむしろよかった・・」と、思った。

でもこれに異議を唱える人は、私の友達の中には誰もおらず、みんな普通に納得しているようだった。

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考えてみると、日本ではたしかに「男だから~、女だから~」っていうのはよく言われたし、聞いたし、自分でも言っていたのかもしれない。

けれどもカナダで生活するうち、どうやら私は性別で役割分担されることに違和感を感じるようになったようだった。

今も日本のレストランでは「レディースランチ」なるものがあったり、映画館では「レディースディ」があったりする。

でもカナダでは、そんなの見たことない。もしあったらどこかの人権団体が抗議しそうである・・。
(実際、外国人男性が「女性だけデザートがついてきたり安くなったりするのはずるい!」と言うのを聞いたことがある。)

まとめ

日本では、大皿の料理を取り分けたりお酒を注ぐことは「女性の役割」かもしれない。

でもカナダでは男性が率先してそれをしていたのが私にはカルチャーショックだった。

日本人がカナダに行って、とくに男性が「女性が料理を取り分けたり男性にお酒を注ぐのが当たり前」だと思っていると、驚かれるどころか大きな反感を買うことさえある。

自分にとっての「常識」は、場所が違えば「非常識」になり得る。

カナダでワーホリ留学する中でそんなことも学んだ。

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ABOUTこの記事をかいた人

加奈(Cana)

大学を卒業後、就職して働き始めるも学生時代から興味があった海外生活への興味が高まり、カナダのバンクーバーでワーキングホリデーを経験(2012年)。
現在は都内企業で英語を使う仕事をしています。
始めはカナダでも「日本式の英語の勉強=単語や文法の暗記」をしていたのですが、これで本当に英語が話せるようになるのか不安でした。 また周りにも同じように英語で悩んでいるワーホリメーカーや留学生がたくさんいました。 自分はワーホリに行く前「海外で生活したのに英語が話せない」という【ワーホリの定番】はしたくないと思っていたので、滞在中に書いていた日記をもとにこのブログを作りました。
趣味は、読書とハイキングと風景写真を撮ったり見たりすること。バンクーバーはとてもフォトジェニックな街だと思いました。
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