
カナダと日本の共通点は実は色々ある。
でも現地の人と「カナダ文化」の話で盛り上がった時、カナダ人自身がカナダ人の性格を「Wishy-Washy(優柔不断)」と表現していたので笑ってしまった。
カナダと日本の共通点は色々
その日わたしは現地の友達が働いている会社の「部外者も参加OK」なハイキングイベントに誘われていた。
バンクーバーではハイキングなどのアウトドアスポーツが人気でダウンタウンから車で1時間以内で行ける山も色々ある。
その日のハイキングの場所はサイプレスマウンテン(Cypress Mountain)で、まずはダウンタウンに集合。
20人ぐらいが参加しており、4,5台の車に分かれて山へ向かった。
ゆるやかなハイキングコースを歩き、友達やその同僚達と話をしたり、写真を撮って楽しみ、あっという間にハイキング終了。
帰り道は友達とは別の車に乗ることになり、なんと「初めて会う2人のカナダ人女性+私1人」という組み合わせに。
私を乗せてくれた車のドライバーは40~50代くらいのカナダ人女性で、もう一人の同乗者も同年代のカナダ人女性。
しかもハイキング中、私たちは別のグループにいたので、車に乗るときに初めて言葉を交わした。
彼女達は長年の同僚らしく、はじめは2人にしか分からない内輪の話をしていたので私は話に入れなかったのだが、不意にドライバーの女性から
あなた、えっとCanaだっけ?
と話を振られたので軽く自己紹介をした。
カナダで英語を「文化」から学んだと話した
すると
あら、あなたもともと英語を勉強しにバンクーバーに来たの?
ほんとに? それにしてはあなたの英語自然だけど。
・・どうやって勉強したの?
と、カナダ人の別の友達のお母さんや、カナダでボランティアしていた時に知り合った人から言われたことと同じようなことを言われた。

人々の考え方や価値観・行動パターン・ライフスタイル・人と人との関係性など。
と答えると、2人は感心した様子で
それは重要なことよね!
と言い、それから一気に「文化」の話になった。
人々の考え方や価値観、行動パターン、ライフスタイル、そして人と人との関係性のこと。
Wishy-Washy(優柔不断)な性格のカナダ人

でも今は、日本とけっこう似てるところもあると思うようになりました。
あら、例えば? どんなところが似てると思うの?
と聞かれたので、

日本もわりとよく謝る文化なので、似ているなと。
へぇ、そうなの!

たとえば『部屋の掃除するよ!するする』って言いながら結局しなかったり、『パーティーに行くよ!』って言いながら何度もドタキャンしたりとか。
まあ何だかんだ言って、私はここの人たちが好きだし、バンクーバーも好きなんですけどね
と言うと二人は笑い出し、
たしかにね〜!
カナダ人てWishy Washy(優柔不断)でしょ。・・って私たちもだけどね!(大爆笑)
いや~あなた、面白いわ。そんなこと言う人、初めて。

そんな話をしながら、車が私の家(シェアハウス)に着いた。
Cana!次も必ず文化の話、しましょうね!

まとめ
こんな風に、カナダと日本では「文化の違い」がたくさんあるが、深く掘り下げていくと意外と共通点も多くあったりする。
私はカナダで、英語をただ言葉として学ぶのではなくて「文化(Culture)」から学ぶことを教わったんです。