
カナダでの生活に役立つカナダ英語(カナダ人が使う英語スラング&特徴的な言葉)のまとめ。
言語と文化(考え方や価値観など)は切っても切り離せない関係にあるのでこれらを使えるようになると現地の人から「何でそんな言葉知ってるの?」と言われたり「君カナダの文化を知ってるんだね!」と感心されたりした。
人々の考え方や価値観・行動パターン・ライフスタイル・人と人との関係性のことなど。
目次
カナダでの生活に役立つ!カナダ人の特徴的な英語スラング・言葉
私はカナダでワーホリ留学したことがあるのだが、恥ずかしながら現地で生活を始めて数ヶ月経つまで「カナダ英語」があるということすら知らなかった。
だけど考えてみれば、日本語だって日本国内の中だけで色んな話し方・言葉(方言)・発音があるのと同様に、英語も国や地域によって、言葉や話し方、発音が違うのは当然だった。
カナダ英語といえばの「Eh?」の意味
「カナダ英語」といえば真っ先に浮かぶのがこれ。
音を(むりやり)カタカナで書くと、「エイ?」になる。
語尾の最後に「〜ですよね?」とつけて相手の同意を得たい時なんかに使う。
例えば
This smells good, eh? (いいにおいでしょ?)
または
Cool, eh? (クールでしょ?)
など。
「right?」と同じ使われ方をすると考えれば良い。
もちろんしつこく声をかけてくる人にはこういう使い方をするのもあり!
ちなみにお隣のアメリカでは「hun?」を使う人が多い。
カナダのトイレは英語で?Washroom!
同じ英語圏の国でも、トイレの呼び方には地域差があって、カナダでは「Washroom」がよく使われる。
アメリカでは「Bathroom」がよく使われる。
なお「Toilet」というと北米では便器そのものをイメージするのだが、イギリスではトイレルームの意味でも使えるらしい。
ちなみに日本でたまに見る「WC(Water Closetの略)」はカナダではほとんど見た覚えがない。
カナダ硬貨はLoonie・Toonie
カナダの1ドル硬貨が「Loonie(ルーニー)」、2ドル硬貨が「Toonie(トゥーニー)」。
Loonie=カナダドルそのものの意味でも使われていて、「Loonie」でググるとカナダドルのレートが表示されたり。
これは「Loon」というカナダの鳥が、コインの模様になっているのが由来らしい。
めんどくさい!はhassle・drag
面倒なこと、ややこしいことがあるときに使う。
例えば
What a hassle.
What a drag.
など。
私はカナダに住んでいる人に「hassle」を使った時、
え〜、そんな言葉どこで習ったの?よく知ってるね!
と驚かれたことがある。
カナダで聞くgiverの意味
日本語で言うところの、「ガンバレ」。
Should I do this? (これ私がすべき?)
Just giver! (頑張れ!/ぶちかませ!)
という感じで使う。
カナダでドーナツを食べる時にはDouble-double
カナダには「Tim Hortons(ティム・ホートンズ)」というコーヒーとドーナツが有名なファストフードの店がある。
なんとカナダ国内の店舗数はマクドナルドよりも多いと言われていて、ほんとみんな大好き。
略して「Timmies」とも呼ばれ、私がカナダでホームレス男性に話しかけられキョドったのもダウンダウンにあるTimmiesの店だった。
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ドーナツ自体も甘いのに、クリームと砂糖がダブルなので、一緒に食べると相当甘い。が、日本人とカナダ人の味覚の違い(文化の違い)を実感できる良い機会になると思うので、気になる人はぜひお試しを。
カナダではスーパーなどで売っているケーキも相当甘かった覚えがある。
そういえばカナダ人の友達とカフェに行くと、いつもコーヒーに砂糖を2袋入れていて驚いたが、カナダは肥満の人が多いのも納得・・という感じであった。
カナダで炭酸はPop
カナダでは「ソーダ(炭酸)」を「ポップ」と呼ぶ。
アメリカ=コーラというイメージは何となくあったが、カナダも同様だった。
バンクーバーの語学学校(ESL)に通っていた時、韓国人の友達とダウンタウンにあるピザ屋に寄った時も、当然のようにコーラとセットで出てきた。
友達が
韓国ではこういう時トウモロコシ茶を飲むのに・・!
と言い、

やっぱりアジアの食事の方がヘルシー志向だよね!?
という話で盛り上がった覚えがある。
基本的にカナダのファストフードで「お茶」という選択肢は、なかった。
また別のカナダ人の友達と中華レストランに行ったら、ジャスミン茶が無料で出てくるにも関わらず毎度コーラを注文していて驚いたことも、良い思い出。カナダは肥満の人が多いのも・・(以下略)
カナダ人は英語で?Canuckはスラング
Canuck=Canadian(カナダ人)の意味のスラング 。
カナダではアイスホッケーが人気のスポーツで、バンクーバーには「Vancouver Canucks」というプロアイスホッケーチームがある。
だからほとんどのバンクーバー人はカナックス推し!で、シーズンになるとチームマスコットがついた帽子やユニフォームを着た人があちこちにいて、ダウンタウンのスポーツバー、レストラン、誰かの家などで観戦したりする。
ちなみにトロントのチームは「Toronto Maple Leafs」。
カナダの挨拶①How is it going?
英語の教科書に出てくる「How are you?」と同じ意味で使われる。
「元気?」「調子どう?」といったところ。
英語の文化は、日本語のそれと比べてフレンドリーであるため、
バンクーバーではアパレルショップの店員からも
Hey, how’s it going?
と挨拶されたりする。
It’s going.(変わりないです)
と言ったりもする。
日本語で「元気?」と言われたら、多少調子が良くなくても「元気ですよ」と答えるのと同じ感覚なので「正確に答えなければ・・!」と気構えなくてもOk。
ただし「I’m fine, thank you. And you?」は誰も言わないので注意。
カナダの挨拶②What are you up to? /what have you been up to?
What are you up to?
で「何してるの?」「何する予定?」、
What have you been up to?
で「最近どう?」といった意味。
上の「How is it going?」同様、挨拶なので言ってみよう!
まとめ
同じカナダの中でも、地域や年代によっても使う言葉は違ったり、これ以外にも「カナダ英語」はたくさんある。
今カナダにいる人はもちろん、これからカナダに行く人も、ぜひこれらの「カナダ英語」を実際に使ってみてほしい。