オーストラリアで受けたカルチャーショック!言語・文化の違い

オーストラリアのセブンシスターズ

オーストラリアのセブンシスターズ

オーストラリアで受けたカルチャーショック。

オーストラリアをひとり旅したとき途中で知り合ったスペイン人女性と意気投合しアデレードからメルボルンまで一緒にドライブ旅行することになった。

そこで日本とオーストラリアの文化の違い、さらにカナダの文化との違いにショックを受けた。

文化(culture)とは
人々の考え方や価値観・行動パターン・ライフスタイル・人と人との関係性など。
culture/文化

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オーストラリアでのカルチャーショックの前に。基本情報

まずオーストラリアについて簡単に説明すると、日本に比べて約20倍、世界第6位の広大な面積の土地に、約2500万人の人口を抱える国である。

補足
日本の人口は約1億2700万人であることを考えると、つくづく日本は人口密度が高い国なのだとわかる。

日本が1980年にワーキング・ホリデー協定を最初に締結した国でもある。

南半球にあるため日本とは季節が真逆になり、私が旅行した時期(2015年の正月ど真ん中)は、夏であった。

オーストラリアで新年を祝う花火

オーストラリアで新年を祝う花火

アデレードからメルボルンまで車で横断

私は1週間の旅行で、その時はとくに旅の目的を持たずに現地で情報を見聞きしてプランを決めようと思っていた。

いつもガイドブックは持たないのだが、その代わり事前に訪れる国の歴史を調べたり、関係する本を読んだり映画をみて、大雑把な文化(考え方や価値観・行動パターン・ライフスタイル・人と人との関係性など)を把握してから行くことにはしている。

culture/文化

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2018年6月15日

ひとり旅なので、気楽なユースホステルのドミトリー(個室ではなく相部屋)に泊まり、気の向くままにアデレード近辺を観光したりしていたのだが、2日目の夜に変化があった。

その日同じ部屋に入ってきたスペイン人女性と挨拶がてら話していたら、

オーストラリアを旅行するのが昔から夢で、3週間のバケーションをとって来た。

途中でフランスから来るボーイフレンドとシドニーで合流することになってるんだけど、私はそれまでにメルボルンに行きたくて、運転が好きだからグレート・オーシャン・ロードを通って車で行こうと思ってる。

と言う。

Cana
Oh rally? Sounds fun! Can I join you?
(えっ、まじで! 楽しそう! 私も同行していい?)

You wanna join me? Sure! Let’s go together!!
(来たいの? いいよ! 一緒に行こう!)

ということで、あっさりと私も同行が決まった。

補足
ちなみに、3週間の休暇というと日本ではあまり聞かないと思われるが、カナダでワーホリ中に出会ったカナダ人の友達は「休暇をもらってイタリアに7週間滞在する」と言っていたので、私が「7週間?! すごいね~、日本では聞いたことないよ」と言うと、

はっはっは~。そうだろうね。
こういうことわざ知ってる?
日本人は7日間旅行する、
カナダ人は7週間旅行する、
ヨーロッパ人は7ヶ月間旅行する、
って言われているよ

と、ジョークを飛ばしていた。

オーストラリアとカナダの違いを感じたこと

私がワーホリしていたカナダとオーストラリアは、同じ「英語圏の国」ではあるが、やはり違いがあった。

「オージー英語」の発音

英語はもともとイギリスの言語だったことは広く知られているが、日本ではアメリカ・ハリウッド産の映画やドラマが広く流通している関係で、ほとんどの人にとってなじみのある英語は

アメリカ(ハリウッド)英語
だと思う。

カナダの、特にバンクーバーとハリウッドは同じ西海岸で地理的に近いから、発音などもアメリカ英語とあまり変わらない。

補足
細かな違いは地域によってもちろんあるのだが、私にはたま〜にわかる程度。
そのため「カナダ英語」は一般的に

クセがなくてわかりやすい

と言われている。

しかしオーストラリアの英語は、

Aussie English(オージー英語)
と呼ばれるだけあり、(自分が慣れているアメリカ〜カナダ英語とは)違いが大きく、戸惑った。

Todayが「トゥディ」ではなく「トゥイ」に、Nameが「ネイム」ではなく「ナイム」に、Lateが「レイト」ではなく「ライト」に聞こえ、まず頭の中で発音を変換して・・やっと意味がわかる、という具合だった。

カナダよりも差別的言動を感じた

事前にオーストラリアの歴史を調べていた時、「白豪主義」と呼ばれる、白人が他の人種よりも優れているという差別的な考え方があると書いてあったので、なんとなくは知っていたが、旅行してみて実際にそれを感じることがあった。

例えばアデレードのシティ(中心地)でバスを待っていたら、道路の向かいのバス停にスラリとした黒人の女の子3人組が歩いてきて立ち話を始めた。

私は「スタイル良い〜!」と思って彼女たちの様子をなんとはなしに見ていたのだが、どこからかやって来た白人の中年男性が、少し離れたところで彼女たちを見つけるや、独り言にしては大きな声で失礼な言葉を言っていたり。

またアデレードからメルボルンまでの道中には観光案内所があちこちにあり、そこで受付の人(白人女性)にドライブルートについて聞いていたら、質問したのは私なのに、隣にいるスペイン人女性(白人)の友達の方ばかり見て私とは目も合わせてくれなかったり・・などがあり、

カナダではこんなにあからさまな態度はされたことない・・

と思った。

そんなカルチャーショックを受けながらも、ドライブ旅行自体は順調に続いた。

コアラを間近に見ることもできたし、

オーストラリアではカンガルーが道路標識になっていることもわかった。

アデレードまでは2日かけて行ったので、その友達とはいろいろな話ができた。

印象的だったのは、

今回自分は3週間のバケーションを取ってきたが、
1週間目は「過去」のことを、
2週間目は「現在」のことを、
3週間目は「未来」のことを考えようと思っている。

ゆっくり考えたいことが色々あって、たとえば今ボーイフレンドがいて結婚の話も出ているのだが、自分は一度20代の時に離婚を経験しており、もう一度結婚したいのかどうか、決めかねている。

また「年齢的」に子どもを持つかどうかもそろそろ考えなくてはならないが、まず自分は子どもが欲しいのかどうかもわからない。

そういった諸々を、この旅行を通してじっくり考えたい。

と言っていたことだった。

補足
文化により結婚や離婚に対する捉え方にも幅がある。
同じキリスト教圏でも宗派によって考え方が異なるため、アメリカやカナダ、ニュージーランドでは離婚もジョークになるが、スペインでは離婚は一大事だということだった。
ニュージーランドのテカポ湖

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Cana
う〜んやっぱり日本人の旅のスタイルとは全然違うねぇ。

日本では3週間も休みが取れる人がそもそもそんなにいないし、むしろ「3週間も休みなんて、何をしたら良いのかわからない!」って言う人の方が多いよ。

「日本的な旅行スタイル」ではガイドブックに載ってる観光名所をいかに効率よくめぐるかが大事で、旅行中も忙しくしてる人が多いから、

海外リゾートのホテルのプールに昼間いるのは欧米人で、日本人は夜にならないと現れない

って言うジョーク聞いたことない?

と私が言うと、

え〜そうなの?

日本人は働き者だって聞いたことはあるけど、本当なんだね!

でも長いバケーションなしに何でそんなに働けるのか、不思議。

私には想像もできない

と言われた。

そこで私は彼女にしばし、日本の

Overwork Culture(仕事第一の文化)
について説明した。
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また彼女が「年齢的に」と言っていたので、気になって年齢を尋ねたところ、

Age isn’t important for me.
(年齢は私にとって重要じゃない)

と、怒られた。

補足
日本では芸能ニュースでも必ず名前の後ろに( )つきで年齢が出るが、英語のニュースでは見たことがない。
これも日本語と英語の文化の違いの1つ。
カナダ・バンクーバーのスタンレーパーク

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Cana
そうだよね、私もいつもは聞かないんだけど、ごめんね!

日本語では相手の年齢が自分より上か下かで言葉づかいを変える必要があるから、たとえ初対面でも年齢を聞いたりするんだけど、私たちは英語でしゃべってるんだから関係ないよね。

angry-cat

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と言ったところ、

えー! そうなの? 

スペイン語も相手がよっぽど年長者でもない限り、言葉づかいは変えないかなぁ。

ていうかCanaが教えてくれる日本の文化っておもしろい!

車停めたらメモするから!

と言われ、後で本当にメモをとっていた。

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彼女にとって、語尾を細かく変えて相手に敬意を表したり(である→です、ます)、ひらがな・カタカナ・漢字の3種類の文字がある(英語やスペイン語にはアルファベットの1種類しかない)日本語の特徴などは驚きでしかないのだった。

このようにして私たちはドライブ中のCultural Exchange(文化交流)を楽しんだ。

グレートオーシャンロードは見所たくさん

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メルボルンからのフライトで感じた文化の違い

さてゴールのメルボルンには夕方頃着いたが、私は帰国便の関係で翌日にはアデレードに戻らなければならない。

また友達もアデレードでボーイフレンドと合流することになっていたため、今度は飛行機で一緒に戻ることになった。

席に座ってシートベルトを締め、あとは離陸を待つだけという時、私が手持ち荷物にしたリュックからガムを出そうとゴソゴソしていると、CA(客室乗務員)が来て

荷物を前の座席の下に入れるように

と言われた。

余談だが・・
日本で「CA」というと「若くて綺麗な女性」というイメージが強くないだろうか?
海外で飛行機に乗るとだいたい男性も1人以上はいるし、中年以降の女性も普通にいるので、いつもそこに日本と海外との隔たりを感じる。

私は

Cana
Oh, Ok.
と言ってすぐにリュックを前の座席の下に入れたのだが、しかし置き方がよくなかったらしく、

No, もうちょっと奥に置かないと!

と言って、荷物を足で奥の方に押しやられた。

私はすぐに隣の友達に

Cana
ねぇねぇ!今の見た? あの人、私の荷物蹴ったよね?
Cana
お客の荷物を蹴るなんて、日本ではありえないんだよ!
でもここはオーストリアだからね!
ふふふ
と言うと、

そうなの?
私も別に、荷物をCAに蹴られても何とも思わないけど・・日本では何でダメなの?

と逆に聞かれてしまった。

Cana
う〜んと、これも「文化」の違いで、日本では「お客様は神様」と言われるくらい、お客さんに対しては丁寧に対応するべきだとされてるからかな。

日本の文化では、Polite(礼儀正しいこと)が重要だから。

でも英語の文化ではFriendly(フレンドリー)であることが重要だから、もっと従業員とお客さんが対等に近いんだよねぇ。

カフェ写真

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と言うと、

そうなんだぁ。へえええ!

と、また彼女の「日本の文化メモ」に加えていた。

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まとめ

カナダでワーホリしてからは、こんな風にどこに行っても文化」の違いを感じる(日本にいても感じる)し、英語が話せればひとり旅も楽しいし、現地で知り合う人との旅も、もちろん楽しい。

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ABOUTこの記事をかいた人

加奈(Cana)

大学を卒業後、就職して働き始めるも学生時代から興味があった海外生活への興味が高まり、カナダのバンクーバーでワーキングホリデーを経験(2012年)。
現在は都内企業で英語を使う仕事をしています。
始めはカナダでも「日本式の英語の勉強=単語や文法の暗記」をしていたのですが、これで本当に英語が話せるようになるのか不安でした。 また周りにも同じように英語で悩んでいるワーホリメーカーや留学生がたくさんいました。 自分はワーホリに行く前「海外で生活したのに英語が話せない」という【ワーホリの定番】はしたくないと思っていたので、滞在中に書いていた日記をもとにこのブログを作りました。
趣味は、読書とハイキングと風景写真を撮ったり見たりすること。バンクーバーはとてもフォトジェニックな街だと思いました。